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「ヴィヨンの妻」根岸吉太郎監督、モントリオールで最優秀監督賞を戴冠

2009年9月8日 12:00

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普遍的な愛の姿がモントリオールの人々の心を掴んだ
普遍的な愛の姿がモントリオールの人々の心を掴んだ
(C)2009 フジテレビジョン パパドゥ 新潮社 日本映画衛星放送

[映画.com ニュース] カナダで開催されている第33回モントリオール世界映画祭で、ワールドコンペティション部門に出品された「ヴィヨンの妻/桜桃とタンポポ」(10月10日日本公開)の根岸吉太郎監督が、最優秀監督賞を受賞した。

根岸監督は、授賞式の壇上で「メルシー・ボク」を連発。そして、「何度お礼を言っていいか分かりません。モントリオールという映画が大好きな人々の映画祭で、この映画の第1歩を歩むことができました」と喜びに浸った。

受賞後も興奮は冷めやらぬ様子で、「個人でとった賞ですが、日本映画全体の名誉だと思う。地味な演出の作品なので、賞をとれるなんて思っていませんでした。この映画の東洋的なニュアンスをきちんと読みとってもらえて大変うれしい」と語った。

「ヴィヨンの妻」は、太宰治が自殺直前の1947年に発表した短編小説が原作。家庭をかえりみずに放蕩の限りを尽くす小説家の大谷と、献身的なまでに支える妻の愛を描く。浅野忠信松たか子が夫婦を演じたほか、広末涼子妻夫木聡堤真一らが出演している。

同映画祭では、昨年の「おくりびと」(滝田洋二郎監督)のグランプリ戴冠が記憶に新しいが、2006年には「長い散歩」(奥田瑛二監督)がグランプリ含む3冠に輝いている。今年は、奥田監督が審査員を務めていた。

なお、同部門に出品されていた「ディア・ドクター」(西川美和監督)の主要賞受賞はなかった。

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