仏ファーストレディが、来年撮影のウッディ・アレン監督作に主演決定?
2009年9月7日 12:00
[映画.com ニュース] フランスのファーストレディ、ニコラ・サルコジ大統領夫人カーラ・ブルーニ・サルコジ(41)さんが、ウッディ・アレン監督が来年撮影に入るコメディ映画の主演として正式オファーを受けたようだ。
アレン監督は今年6月にもパリを訪れ、元スーパーモデルで歌手でもあり、ロバート・アルトマン監督の「プレタポルテ」(94)に出演経験もあるカーラ・ブルーニさん(芸能活動時は結婚前の名前に)に、次回作で出てもらいたいとマスコミを通じ猛烈アピール。「彼女は(女優として)素晴らしいと思うよ。カリスマ性があるし、演技の経験もあり、知名度もある。いかようにも彼女を使うことができるけれど、あいにく今のところ彼女にぴったりのストーリーがないんだ。でも、彼女が興味があるようなら、間違いなくオファーするよ」とその時点で述べていた。
仏紙ル・パリジャンによると、アレン監督の願望は現実になり、ブルーニさんはオファーを受け、来年撮影されるアレン監督作に主役として出演する見込みだと報じた。「カーラ・ブルーニはアレン監督のオファーを受けたようだ。彼女は演技の経験もあるが、限界もある」と若干辛辣なコメントも添えた。
アレン監督は、スペイン・バルセロナで撮影したロマンチックコメディ「それでも恋するバルセロナ」(08)の次回作となる来年公開予定の作品(タイトルは通例通り未定)をロンドンにて撮影中。共演は、ナオミ・ワッツ、アントニオ・バンデラス、ジョシュ・ブローリンら。
古くはダイアン・キートンやミア・ファロー、最近ではスカーレット・ヨハンソンといったお気に入りの女優たちを輝かせてきたロマコメの名手、アレン監督が、「世界一美しいファーストレディ」をどこまで美しく撮るか興味津々だ。