「ホーム・アローン」原案のジョン・ヒューズ監督が59歳で急死
2009年8月7日 12:00

[映画.com ニュース] 90年代に製作・脚本を務めたコメディ「ホーム・アローン」(クリス・コロンバス監督)を大ヒットさせたジョン・ヒューズ監督が、家族と旅行していた米ニューヨーク・マンハッタンで、朝の散歩中に心臓発作に遭い、帰らぬ人となった。59歳だった。
シカゴの広告業界でコピーライターとして活躍後、ナショナル・ランプーン誌への寄稿が叶い、82年に「ナショナル・ランプーン/パニック同窓会」で脚本家デビューを飾ると、84年にモリー・リングウォルド主演の「すてきな片想い」で映画監督に。その後、「ブラッドパック」と呼ばれたヤングスターを主役に、「ブレックファスト・クラブ」(85)、「ときめきサイエンス」(85)、「フェリスはある朝突然に」(86)、「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」(86)、「恋しくて」(87)といった青春映画を監督・製作した。
90年の脚本・製作作品「ホーム・アローン」を大ヒットさせ、「ホーム・アローン3」(98)まで脚本を担当するなど、ファミリームービーやコメディ映画の原案・脚本家として活躍。その他に手がけた作品として、セントバーナード犬が活躍する「ベートーベン」(92)や、「34丁目の奇跡」(94)、「101」(96)、「メイド・イン・マンハッタン」(02)などがある。
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