笑福亭鶴瓶、白衣でモントリオールに殴りこみ!「ディア・ドクター」完成披露
2009年6月16日 12:00

[映画.com ニュース] へき地医療や医師不足の問題を背景にしたヒューマンドラマ「ディア・ドクター」(6月27日公開)の完成披露試写会が6月15日、新宿・東京医科大学病院で開催され、主演を務めた笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、西川美和監督が同院で働く医者、研修医らを前に舞台挨拶を行った。
本作は村人から神と慕われていた医師(笑福亭鶴瓶)の失踪をきっかけに、彼の知られざる素顔が次第に明らかになるというストーリー。この日試写会場となった東京医科大学病院の太田祥一教授が医学監修を担当している。
今回、医師役を演じた笑福亭鶴瓶は「楽しかったですね。だって医者なんてそうそうなれないじゃないですか」と憧れだった職業に扮した喜びをコメント。これにつられて、研修医を演じた瑛太も「鶴瓶さんとご一緒できて楽しかった」とこちらも役柄をエンジョイした様子だったが、司会者から予定外の質問を振られると「段取りと違いますね……」とつぶやき、しばし沈黙。今度は笑福亭鶴瓶がその沈黙をトークで埋めるという抜群のチームワークを披露した。
一方、看護師役の余は先月、急性腸炎で東京医科大学病院に搬送されたと告白。その際「東京医科大学病院、お願いしますと指定したんです」と明かし、撮影中に看護師の所作や心得を教わった同院に、プライベートでもお世話になったと感謝していた。また、西川監督は「人にとって、医療の在り方、お医者さんの有り様を考えていただける経緯になれば。難しいことを言える立場ではないが、(医者に)かかる私たちも一緒に考えていきたい」と、会場に集まった医療現場のスタッフに、作品のテーマを投げかけていた。
なお本作は第33回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門への正式出品が決定(09年8月27日~9月7日まで開催)。笑福亭鶴瓶は白衣を身にまとい、「これでレッドカーペット、歩こうかな」と意気込みを語っていた。
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