邦画5社が共同で映画配信サービス開始。HD映画が1本630円
2009年4月2日 12:00
[映画.com ニュース] 角川、松竹、東映、東宝、日活の映画会社5社が3月26日より、“アクトビラ(acTVila)”でペイ・パー・ビュー形式の映画配信サービス「まるまる映画」をスタートさせている。ブロードバンド回線をTVモニターにつなぎ、各社の日本映画をストリーミング配信により作品ごとに視聴できるというサービスだ。
第1弾として、角川が「犬神家の一族」(76)と「汚れた英雄」、松竹が「CASSHERN」、東映が「バトル・ロワイアル」、東宝が「大学の若大将」、日活が「鷲と鷹」を配信中。
5月1日よりの第2弾は“怪獣月間”で、角川が「大怪獣ガメラ」、松竹が「宇宙大怪獣ギララ」、東宝が「空の大怪獣ラドン」、日活が「大巨獣ガッパ」。また東映は「極道の妻たち」を配信予定。
動画コンテンツは、5社が所有する1万2000本の中から厳選され、毎月1日に6本のペースで更新される。原則的に提供期間は6カ月間。視聴できる期間は1作品あたり(ダウンロードから)48時間。ピットレート6MbpsのHD(ハイ・ディフィニッション)作品は1本630円、3MbpsのSD(スタンダード・ディフィニッション)作品は1本420円だ。