竹内結子、阿部寛らが大告発大会!?「ジェネラル・ルージュの凱旋」初日
2009年3月9日 12:00
[映画.com ニュース] 08年に大ヒットを記録した「チーム・バチスタの栄光」の続編「ジェネラル・ルージュの凱旋」が3月7日に初日を迎え、東京・有楽町のTOHOシネマズ有楽座で、主演の竹内結子をはじめ、共演の阿部寛、堺雅人、羽田美智子、山本太郎、貫地谷しほり、中村義洋監督が舞台挨拶を行った。
本作は、現役医師・海堂尊原作の医療ミステリー“田口&白鳥”シリーズの中でも傑作と呼ばれる3作目の同名小説の映画化。心療内科医・田口(竹内)と厚生労働省の役人・白鳥(阿部)が、“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”の異名を持つ東城大学付属病院救命救急センター長・速水(堺)にかけられた収賄疑惑の調査に乗り出す。
前作に続き凸凹コンビを好演した阿部と竹内は、それぞれ「これまでのプロモーション活動の中で私が話してきたことの意味に気づいていただけたかと思います。作品で訴えていることを少しでも多くの方に気づいてほしい」(竹内)、「役者として第2弾が続くのはうれしいこと」(阿部)とPR。速水を演じるにあたり、救命救急士への取材を行ったという堺は「彼らのカッコよさや正義感が届いていたら、本望です」とコメント。
また、壇上では劇中に登場する告発文にちなんで、共演者や監督への“告発”がイニシャルトークで展開された。竹内が「某N・Y監督は、速水役のために用意されたチュッパチャプス(棒付きキャンディ)を『俺はいいんだからね』と言って舐めてました。職権濫用だと思います!」とまずは暴露。
さらに酒にまつわるエピソードも次々と明かされ、阿部は「三船役のOさん(尾美としのり)やYさん(山本)は酒グセが悪くて……。翌日(二日酔いで)ベロベロな状態で撮影するんですが、その時の芝居はすごくよかった」と振り返り、堺も「地方での撮影の帰り、新幹線でみんなとお酒を飲んでいたらOさんがお酒をこぼして、新幹線のシートを丸ごと交換してもらっていた」と尾美に対する“欠席裁判”を展開し、会場は大爆笑。
その様子を見ていた監督は「酒グセが悪いのを1人挙げるとすれば阿部さん。撮影に1時間ぐらい遅刻してきたことがあった」と阿部本人を実名で糾弾。すると阿部は「35分ぐらいかと……。セリフは1週間前に入っていたんです!」と言い訳しつつも、「何も言い返すことがございません」と平謝りしていた。