「おくりびと」に続け。竹中直人監督「山形スクリーム」爆笑特報が公開
2009年1月28日 12:00
同作は、アカデミー外国語映画賞ノミネート「おくりびと」の中沢敏明プロデューサーの企画作品。伊藤英明主演「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(三池崇史監督)や綾瀬はるか主演「ICHI」(曽利文彦監督)と同じく、山形県でオールロケされた作品だ。付け加えるなら、竹中は「おくりびと」の主演者・本木雅弘の事務所の先輩でもある。
物語は、山形県・御釈ケ部(おしゃかべ)村に伝わる落ち武者伝説を研究するため、東京からやってきた歴史研究会の女子高生たちと、ひょんなことから800年の封印が解かれてこの世に甦った平家の落ち武者ゾンビとの壮絶なバトルを描く。主演の女子高生役に成海璃子、引率の先生役にマイコ、現地・山形で出会う青年役にEXILEのAKIRA、落ち武者役に沢村一樹など、豪華キャストで贈る笑劇の“ド・ド・ド・ホラー”である。
アイスクリームのふたを模した公式サイトには、「ホラー:―20%、コメディ:120%」と“品質表示”がある通り、特報はかなりコメディ色が濃い。(学生映画時代から数えて)映画づくり30年という黒いタキシードを着込んだ竹中が、往年のアルフレッド・ヒッチコック監督よろしく登場し、自作の映像の断片を紹介するというもので、豪華キャストが次々と紹介されると、そこになぜか温水洋一が紛れ込むという笑える内容になっている。