D・フィンチャー監督、「ファイト・クラブ」ミュージカル版について語る
2008年12月24日 12:00

[映画.com ニュース] 最新監督作「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」(09年2月7日公開)で今年のオスカー賞レースの先頭を走るデビッド・フィンチャー監督が、米MTVのインタビューに答えて、かねてから話のあった「ファイト・クラブ」ミュージカル版の進行状況について語った。
それによると、残念ながらまだほとんど進行していない様子。今年1月に同じMTVのインタビューで、「ファイト・クラブ」をブロードウェイでミュージカル化する企画があると明かしたフィンチャー監督だったが、それについて話を振られると、「実現できたらいいと思っているが、費用がかかりすぎるので、まだどうなるか分からない」と回答。
「ジュリー・テイモア(『ライオン・キング』)に演出を頼みたいと思って話をしたんだが、やんわりと断られたよ。プロデューサーのスコット・ルーディンにも関わってほしいと声をかけてみたけど、一笑に付された」と前途多難なようだ。
さらに、以前からあったナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーが音楽を手がけるのではという噂については、「彼は興味を持ってくれている。だからどんな作品になるのか知りたいとのことだった。自分としては、ロックショー的なものを考えているんだ。映像やCGを駆使して、舞台上にベルトコンベアをたくさん設置してね。非常に映画的で、なおかつ倒錯的なものにしたい」

「ファイト・クラブ」
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