東京が舞台の「カーズ」短編が、全米で12日より「ボルト」と併映
2008年12月12日 12:00
[映画.com ニュース] ピクサー・アニメーション・スタジオを率いるジョン・ラセターが製作総指揮し、全米で大ヒット続映中のディズニー・アニメ「ボルト」(09年夏日本公開)の上映館で、12月12日よりディズニーデジタル3Dで作られた世界初の短編アニメ「Tokyo Mater」が併映されることになった。
米ウォルト・ディズニー・スタジオが発表したもので、同作はラセター監督作「カーズ」(06)からスピンオフした「カーズ・トゥーンズ」シリーズ第4弾。主人公は元は全身水色だったが、今ではサビだらけとなったレッカー車のメーター(「カーズ」の日本語吹替え版では山口智充が声を担当)で、彼が東京に来てレースをするという短編映画だ。
YouTubeでその断片を見ることができるが、「Tokyo」と書かれた大鳥居をくぐって東京湾から上陸したメーターは、映画「キル・ビル」よろしく、謎めいた日本語の「♪時間も、忘れて、ハジけて」という女性コーラスの歌が流れるなか、ネオンであふれた東京の街をドライブする。その極彩色のネオンの文字が面白い。
高解像度のスチル写真は、Comingsoon.net、Ain't It Cool News、Latino Reviewといった全米の有名な映画ニュースサイトで見ることができる。
数々の名作短編を併映してきた日本のディズニーだが、同作の日本公開について問い合わせたところ、「まったく決まっていない」という返答。だが、全米のパターンと同じく、来年夏に公開予定の「ボルト」の併映作となる可能性が最も高いとのことだ。
「カーズ」
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