ウィル・スミスがオバマ伝記映画と「アイ・アム・レジェンド2」に出演
2008年12月8日 12:00

[映画.com ニュース] ガブリエレ・ムッチーノ監督(「幸せのちから」)の最新作「セブン・パウンズ」に主演するウィル・スミスが、同作の取材を受け、アメリカの次期大統領となるバラック・オバマ氏を演じる伝記映画を構想していることを明かした。スミスによれば、オバマ大統領が再選されたとして、4年の任期を2回務めた後の2017年の公開を目指すというから気の長い話だ。
「セブン・パウンズ」の共演者ロザリオ・ドーソンからの「ウィル・スミスの耳ってとってもセクシーなのよ」という言葉を受けて、その取材の場で「オバマ役は耳の形からしてボクに決まり!」と冗談めかして語ったスミスだが、オバマ役には大乗り気。同じ黒人として、初の米大統領に就任するクライマックスはさぞかし感動的だろうと抱負を述べた。だが、ジョージ・W・ブッシュの伝記映画「W.」(オリバー・ストーン監督)が任期中に作られたことへの不満を口にした彼は、任期8年ののちの公開を目指して、準備期間をたっぷり持ちたい意向だ。
映画化が成功するかどうかは、今では最高潮のオバマ氏の支持率が9年後の2017年まで持つかどうかにかかってくる。オバマ氏が無事に任期を勤め上げ、なおかつ失政をしないことが条件となるだろう。
一方でスミスは、息子ジェイデンを「ベスト・キッド」のリメイクに出すというプロジェクトについて「ノー」と語り、代わりに「アイ・アム・レジェンド2」のアイデアを、米映画情報サイトCollider.comに語った。07年の前作完成以来フランシス・ローレンス監督といろいろとアイデアを出し合ったようで、その物語は前作のプルクエル(前章)となるらしい。「ボクらには素晴らしいプリクエルのアイデアがあるんだ。2度の衝突があるように、ストーリーを練っているところだ」と語ったスミスの言葉によると、ワシントンDCとマンハッタンに“彼ら”が衝突するという前作の前を描く物語になるそうだ。
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