「ミスター・アーサー」「ゼイリブ」など、80年代映画のリメイク続々

2008年12月5日 12:00

近年、活躍目覚しいブランド
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[映画.com ニュース] 「フェーム」「フットルース」「エンゼル・ハート」「ベスト・キッド」など、80年代のヒット映画のリメイク企画が相次いで報じられているが、新たにまた3作品のリメイク話が浮上している。

米ハリウッド・レポーター誌によると、まずはロバート・ゼメキス監督が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(85)の前年に撮った冒険活劇「ロマンシング・ストーン/秘宝の谷」(84)。主演のマイケル・ダグラスキャスリーン・ターナーを一躍スターダムに押し上げた大ヒット作だ。20世紀フォックスが蘇らせるリメイク版では、「イーグル・アイ」のダン・マクダーモットが脚本を担当する(オリジナル版の脚本を手がけたダイアン・トーマスは、同作の公開翌年に交通事故で死去)。

ワーナー・ブラザースがリメイクするのは、ダドリー・ムーアライザ・ミネリジョン・ギールグッド出演の傑作ロマンチック・コメディ「ミスター・アーサー」(81)。イギリスの人気コメディアン、ラッセル・ブランド(「寝取られ男のラブ♂バカンス」/12月20日日本公開)が、ムーアが演じた大金持ちの放蕩息子アーサー役に名乗りを上げ、自ら脚本家探しなどリメイクに向けて動いているようだ。なお、同作でアカデミー主演男優賞にノミネートされたムーアは、難病の進行性核上性麻痺との闘病の末02年に亡くなっている。

ユニバーサルによるリメイクが発表されたのは、ジョン・カーペンター監督によるカルトSFホラー「ゼイリブ」(89)。こちらはまだスタッフ・キャストなどの詳細は明らかになっていないが、「ゾンビ」のリメイク版「ドーン・オブ・ザ・デッド」(04)を手がけ、同じくカーペンター監督の「遊星からの物体X」(82)のリメイク版を製作中のストライク・エンタテインメントがプロデュースすることになっている。

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