スピルバーグ監督のリメイク版「オールド・ボーイ」の脚本家が決定!
2008年11月21日 12:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督がウィル・スミス主演で、パク・チャヌク監督の韓国映画「オールド・ボーイ」(03)をリメイクする企画の脚本家が決定。米ハリウッド・レポーター誌によると、スミス主演作「アイ・アム・レジェンド」のマーク・プロトセビッチに決定したという。
土屋ガロン・作&嶺岸信明・画による日本の同名漫画を原作としたオリジナル版は、主演俳優チェ・ミンシクの迫真の演技もあってカンヌ国際映画祭審査員大賞を受賞。そのハイテンションな暴力が話題を呼んだ復讐劇で、欧米でも評価が高い。ところが、それを脚色する脚本家がプロトセビッチになったことにより、世界中の映画情報サイトが「期待が持てない」「失敗は間違いない」と軒並みトーンダウンしている。
というのも、プロトセビッチの代表作は「アイ・アム・レジェンド」(07)と「ポセイドン」(06)。どちらも70年代のヒット作のリメイクだ。前者は、リチャード・マシスン原案の「地球最後の男 オメガマン」(71)のリメイクだが、共同脚本のヒットメイカー、アキバ・ゴールズマン(「シンデレラマン」「ダ・ヴィンチ・コード」)が仕上げをした作品で、スミス主演だったため大ヒットした。一方の後者は、オールスターキャストのパニック超大作「ポセイドン・アドベンチャー」(72)のリメイク。脚本は彼ひとりで執筆したが、人間ドラマの描写が省かれ、ウォルフガング・ペーターゼン監督のCGのみ注目される失敗作となった(もっとも、こちらもゴールズマンがプロデューサーとして名を連ねている)。「ポセイドン」の二の舞にならないことを祈るしかない。
また、同誌によると、ドリームワークスは、現在リメイク権を所有するマンデイト・ピクチャーズから、同社が製作に加わるという条件さえ呑めば、間もなく映画化権を取得できる運びになるという。脚本がプロトセビッチによってどのように脚色されるのか、大いに注目される。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ドンケツ
【超暴力的・超過激・コンプラ全無視】地上波絶対無理! 狂キャラたちが常軌を逸した大暴れ!
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった!!】この映画で人生がレベルアップする…GW、家族で観るならコレで決まり!
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの面白そうな映画は!?!?
【強烈に面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

最愛の妻が、殺された…
【衝撃】殺しの経験ゼロ、しかし“最高の頭脳を持つ男”の復讐が始まる…
提供:ディズニー

ここでしか観られない“激レア映画”を特集放送
【“観たい”にこたえる極上体験】映画・ドラマを愛するすべての人に!(提供:BS10 スターチャンネル)