製作者スコット・ルーディンが「愛をよむひと」から降板!
2008年10月14日 12:00
[映画.com ニュース] 「ノーカントリー」のプロデューサーとして今年のアカデミー作品賞を受賞したプロデューサーのスコット・ルーディンが、公開時期をめぐってもめていたベルンハルト・シュリンクの小説「朗読者」の映画化であるケイト・ウィンスレット主演の歴史劇「愛をよむひと(原題:The Reader)」(12月12日全米公開)の現場から去ることになった。
同作について、製作したワインスタイン・カンパニーCEOのハーベイ・ワインスタインは今年度のオスカーレースに参戦するため年内公開を主張。一方、ルーディンはスティーブン・ダルドリー監督(「めぐりあう時間たち」)に十分な仕上げ期間を持たせ来年度のオスカーレースを狙うために来年公開を主張。ルーディンは今から2週間以内に、「完璧な合意」のもと、現場から去るのだという。
この降板劇について、ワインスタインとルーディンの双方から正式なコメントはまだないが、共同プロデューサーのドナ・ジグリオッティ(「恋におちたシェイクスピア」)は「仕上げは順調で、テスト試写の評判も上々」と報告している。
07年度のアカデミー賞で、「ノーカントリー」(ジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督)と「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(ポール・トーマス・アンダーソン監督)を戦わせてしまったルーディンは、今年度の賞レースでも、レオナルド・ディカプリオ&ケイト・ウィンスレット主演の「レボリューショナリー・ロード」(サム・メンデス監督)と、メリル・ストリープ&フィリップ・シーモア・ホフマン主演の「ダウト」(ジョン・パトリック・シャンレー監督)という有力作2本をプロデュースしている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、どの映画を観たらいいですか?
【答え:私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
非常識なまでの“面白さと感動”
【涙腺崩壊も待ったなし】“最弱の青年”と“下半身を失ったアンドロイド”…ヤバすぎる世界へ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ