草なぎ剛&新垣結衣主演で「クレヨンしんちゃん」名作を実写化!
2008年10月8日 12:00

[映画.com ニュース] SMAPの草なぎ剛が主演する大型時代劇「BALLAD/名もなき恋のうた」が来年9月に公開されることがわかった。
原案は02年に公開された「映画クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」(原恵一監督)で、ヒロインは新垣結衣、監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴という布陣。「ALWAYS」で昭和の日本を再現してみせた山崎監督は、得意のVFXを駆使して今度は戦国時代の風景をスクリーンに甦らせる。
「アッパレ!戦国大合戦」は、普段は「クレしん」を見ない大人たちからも感動の涙を誘い、文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門大賞を受賞するなど、子供向けアニメの枠を超えた名作として名高い。
同作では野原しんのすけが戦国時代にタイムスリップし、そこで出会った武将・井尻又兵衛と城主の娘・春日廉の悲恋が描かれたが、「BALLAD」ではこの2人が主人公となり、草なぎが又兵衛を、新垣が廉姫を演じ、原案映画のしんのすけに当たる、未来からやってきた小学生の少年・真一(「いま、会いにゆきます」の武井証)というキャラクターも登場する。
殺陣や乗馬などの訓練を積んだ草なぎは「(原案の映画が)知る人ぞ知る名作と聞いていたし、個人的に時代物も好きなのでこの役は本当にうれしかった」とコメントを発表。「本当にスケールが大きい作品なので、それに負けないようにしたい」と意気込みを語っている。また、時代劇初挑戦の新垣も「活発で凜とした強い廉姫を演じるにあたって、中途半端にならない様に、頑張りたいと思います」と話している。ほかに筒井道隆、夏川結衣、香川京子、中村敦夫、大沢たかおらが出演。

制作プロダクションは「ALWAYS」を手がけたROBOTで、撮影は先月27日からスタート。09年1月中旬にクランクアップし、7月完成。9月に東宝配給で全国公開予定。
総製作費約20億円という大作だが、草なぎは「日本沈没」で興行収入53億円、新垣は「恋空」で40億円という大ヒットを飛ばし、山崎監督の「ALWAYS」シリーズも1作目が32億円、2作目が45億円を稼いだ実績を持つ。この3人の強力トリオが「クレしん」原案の実写映画に挑むという驚きの企画だけに、内容、興行成績ともに期待は高まりそうだ。
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