「パコと魔法の絵本」舞台挨拶。ノコギリの演奏に会場からため息が
2008年8月29日 12:00

[映画.com ニュース] 「下妻物語」「嫌われ松子の一生」で知られる中島哲也監督の最新作「パコと魔法の絵本」。役所広司をはじめ妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、國村隼といった主役級の俳優ばかりの豪華キャストもさることながら、彼らが奇想天外な衣装メイクで登場することでも話題だ。この「パコと魔法の絵本」の舞台挨拶イベントが8月28日、東京・お台場シネマメディアージュで行われ、主演の役所広司、アヤカ・ウィルソン、中島監督が登壇した。
原作は04年に全国8都市で公演され、伊藤英明・長谷川京子が主演した舞台「MIDSUMMER CAROL/ガマ王子vsザリガニ魔人」。映画版は、一代で会社を築きワガママ放題生きてきたクソジジイ・大貫(役所広司)と一日しか記憶のもたない少女・パコ(アヤカ・ウィルソン)との交流を軸に、実写とCGの合成で描く意欲作だ。
夏休みの思い出を聞かれた役所は、「初めて親元を離れてキャンプに行ったとき、それまでとてもはしゃいでいたんですが焼肉の缶詰を開けて食べた瞬間に虫歯が痛み出して、それからは地獄だったことですかね」とコメント。会場の笑いを誘っていたのに対し、ウィルソンは「一番思い出に残るのは今年です。こういった試写会イベントやキャンペーンなどで色んな仕事をしているので、ある意味、今年の夏休みが思い出ですね」と大人顔負けのコメント。さらに、劇中で読まれる絵本を実際に朗読してみせ、「朗読もコメントも上手ですね」と役所から太鼓判をもらっていた。
朗読中は、劇中で包帯をぐるぐる巻きにして出てくるという役を演じている、ノコギリ演奏家のサキタハジメ氏が登場し、ノコギリによる演奏を披露した。突如作り出された幻想的な空間に、場内からはため息が漏れていた。
「パコと魔法の絵本」は、9月13日より全国公開。
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