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六本木ヒルズに巨大ロボット出現!「20世紀少年」第1章がついに完成

2008年8月8日 12:00

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原作コミックの世界観を忠実に再現!
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[映画.com ニュース] 累計発行部数2000万部を突破する、浦沢直樹原作の人気コミック「20世紀少年」。その実写映画版は、堤幸彦監督の手により3部作として製作されることが決定しているが、8月7日、第1作目の完成披露イベントが東京・六本木の六本木ヒルズにて行われ、主演の唐沢寿明豊川悦司常盤貴子をはじめ、黒木瞳香川照之石塚英彦宇梶剛士佐々木蔵之介ら総勢13名が登壇した。当日は劇中の超巨大ロボット(幅9メートル×高さ9メートル×奥行9メートル)も登場し、総製作費60億円というスケールの大きさを見せつけた。

本作は、主人公ケンヂが小学生の時に仲間と書いた“よげんの書”の内容が、30年後の世紀末に次々と現実の出来事になっていったことから、テロリストの汚名を着せられたケンヂが幼なじみらの協力を得て、自らが書いた地球滅亡のシナリオを阻止するべく立ち上がるというアクション大作。

堤監督は「秘密のベールに包まれていた第1章がやっと出来上がった。自分で言うのもなんだが、本当に面白い作品」と、映画の出来栄えに自信たっぷりの様子。主演を演じた唐沢は「僕らでさえも映像化できるのか分からなかった。完成した本作を見終わって、『早く第2章が見たい』と心から思った」とコメント。「映画を見終わった後、久しぶりに肩で風を切って歩きたくなるような、強くなれる作品」(常盤)、「激しいけれど包容力がある。楽しんでもらえると思う」(宇梶)と他のキャストも同様に完成度の高さを誇らしげに語った。

企画・脚本担当の長崎尚志氏は「当初、浦沢さんと絶対に映画化できない漫画を作ろうと話していた。その自分がまさか映画化の企画書を持って歩き回ることになろうとは思わなかった。あれから6年構想して、素晴らしい監督、キャストに恵まれてやっと出来上がった」と映画化の意外な秘話を明かし、最後に「油断せずに見てほしい」と観客へ忠告し、会場を沸かせていた。

「20世紀少年 第1章」は8月30日より全国ロードショー。

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