「ホビットの冒険」のG・デル・トロ監督が新たなアメコミ映画を企画!
2008年2月12日 12:00
[映画.com ニュース] 「パンズ・ラビリンス」で世界中の映画ファンを熱狂させたメキシコの鬼才、ギレルモ・デル・トロ監督の元には数々の企画が舞い込んでいる。先日も、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の前章にあたるJ・R・R・トールキン原作の「ホビットの冒険」映画化プロジェクトへの監督オファーがあったが、このほどマーベル・コミック原作の「Dr.ストレンジ」の映画化企画が進行中であることを、英エンパイア誌のインタビューに語った。
“Dr.ストレンジ”は、天才的な脳外科医が事故によって両腕を負傷するものの、チベットにいる魔術師の弟子となって秘術を身につけたスーパーヒーロー。デル・トロ監督はオカルト系が大好きで、ナチの黒魔術やラブクラフトの“クトゥルー神話”が登場するアメコミ原作の「ヘルボーイ」をシリーズ映画化しているだけに、このヒーローに惹かれるのも納得だ。しかも、彼は脚本についてニール・ゲイマンとすでに話を詰めていることを告白したのだ。ゲイマンは「サンドマン」で知られる人気コミック作家兼小説家。「スターダスト」「ベオウルフ/呪われし勇者」の脚本家としても映画ファンには有名な存在で、この企画に適任だ。
「僕は(脚本をどう書くかについて)ニール・ゲイマンと語り合ったんだ。このキャラクターを、ウィアード・テイルズ誌がしたより、もっとパルプマガジン的な探偵兼魔術師みたいな存在にしたら面白いってね。彼は事件を解決するために魔術を使うんだ。ただ、コスチューム・ヒーローではないけどね」
原作コミックに描かれたこのヒーローのコスチュームは、袖の部分が膨らんだ青い上着にタイツ、足下まである赤いマントというディズニー映画の王子様系デザインなのだ。ゲイマン得意の17世紀エリザベス調の衣装だけに、監督の言うとおり、使わないほうが見栄えは良さそうだ。
なお、同誌では、「ホビットの冒険」や「フランケンシュタイン」について言及したコメントも掲載されている。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー