スターダスト(2007)
劇場公開日:2007年10月27日
解説
イングランドのはずれのウォール村。“越えてはならない”壁の向こうに、流れ星が落ちるのを見た青年トリスタンは、恋焦がれる美女ビクトリアへの愛の証に、星を取りにいこうと旅立つが……。イギリスの人気作家ニール・ゲイマンの原作を映画化したファンタジー・アドベンチャー。クレア・デーンズと新鋭チャーリー・コックスを主演に、ミシェル・ファイファー、ロバート・デ・ニーロ、ピーター・オトゥールら名優がクセのあるキャラクターで出演。
2007年製作/128分/アメリカ
原題:Stardust
配給:UIP
スタッフ・キャスト
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2021年2月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
星が落ちてこないかなぁ・・・。
アラビアのロレンスとタクシードライバーが同じ映画に出演していたなんて、驚き。
2020年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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個々のエピソードについては北欧の童話やお伽噺でお馴染みのことなのだが全く展開が読めない奇抜さに圧倒されました、凄い映画です。ファンタジーではありますが所謂ディズニーものと違って毒気もありますのでせいぜいジュブナイルから上狙いなのでしょう。
「もののけ姫」の英語版脚本でも有名な原作者のニール・ゲイマンさんはSF・幻想・怪奇・ファンタジー系の文学賞を総なめにした鬼才ですから本作もいろいろな要素満載ですが、なまじプロットを知ると面白さが半減しますので未見の方は予備知識なしでの鑑賞をお勧めします。
本作の変っているのは主役が控えめで脇役が凄いことでしょう。デニーロに加えて往年の大スター、ピーター・オトゥールさんまで出演というのも贅沢ですね、特殊メークのなせるわざとはいえミシェル・ファイファーの化け振りは圧巻でした。
血脈の欺瞞性や老醜への恐怖心などを風刺しつつ貧富、境遇どころか種をも超えた敬愛を賛歌する寓話ならではの世界観がベースなのですが流れ星が妖精という発想は予想外、まして王位の宝石が引き寄せられたのも謎のまま、ファンタジーに寄せたかと思えば雷蓄電池を動力源にするスカイシップなどSF要素も登場。女装趣味の海賊キャプテン・シェークスピアは映画での脚色ですがデニーロさん向けに考えたのでしょう、二人が夜空に輝くラストも脚色、浪漫の王道ですね。そうかとおもえば王族の血が青いのはダジャレでしょう、「タイタニック」の名シーンのパクリやユニコーンと山羊の頭突き合いなど細かい遊びを散りばめる監督のサービス精神には脱帽です。
2020年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
『ロード・オブ・ザ・リング』以降、この手の映画なら売れる!と、次から次へと公開されているファンタジー映画。そんな中、アメリカで「まるで宮崎アニメの実写版を見ているようだ」と評された作品が登場しました。宮崎アニメファンとしては、なんとか貶してやりたいと鑑賞に臨んだわけですが、途中でそんなことは忘れてしまいました。
いきなりドカーンと地上に落ちてくるクレア・デインズ。飛行石を持っていなかったためシータのようにゆっくり落ちてはくれませんでした。だけど生きている・・・なんと、彼女は人間ではなく“星”だったのです。なぜ流れ星となって落ちてきたのだろう?ピーター・オトゥール王の投げたルビーがぶつかったから?拾ったクレア・デインズをプレゼントするのか?星を見つけて彼女にプレゼントするという、主人公トリスタン(チャーリー・コックス)の純粋な心とは逆に、邪悪な疑問だらけの心となってしまいました。
最後には戦うこととなる主人公ではありますが、なにしろ星をウォール村に持ち帰ることが目的であるため、彼女を狙っている魔女と王族がいるなんてことは全く知りません。また、襲われても戦う力なども持ち合わせてないのです。三つ巴の攻防戦になり、主人公は漁夫の利を得るのかと思わせておいて、さらなるキャラクターが登場する面白さ。異色の設定の上に予想外の展開は大人でもワクワクしてしまいます。
魔女には『ヘアスプレー』での演技が記憶に新しいミシェル・ファイファー。空飛ぶ海賊に『グッド・シェパード』のロバート・デ・ニーロ。この名優2人の怪演によって映画の質がグ~ンと上がっちゃいました。海賊の名前はキャプテン・シェイクスピア。名前を聞いたときのクレア・デインズは『ロミオ&ジュリエット』を思い出したのでしょうか?ついでに『恋におちたシェイクスピア』を思い出して、グウィネス・パルトロウと似てることを自覚したのでしょうか?と考える暇もなく、ロバちゃんのオチに笑わせていただきました。
全体的には子供でも楽しめるファンタジーなのですが、王位継承権争奪の醜さといった奥深さもあったような気がします。そして、ところどころに笑わせるところも・・・。もちろん謎は残ります。“バビロンのロウソク”をもっと有効に使えばいいのに!とか、その後のイヴェインが粉々になってしまったんじゃないかとか・・・根本要のレビューはあるのか?とか。
【2007年10月映画館にて】
2018年7月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館、VOD
裏切る面白さ!
ラストもハッピーエンドで、良い気分で終われる。
デ・ニーロが良い味出して、ドンピシャな感じ。
変に凝ったストーリーじゃなくて、王道のファンタジー映画。