「コントロール」が作品賞受賞!英イブニング・スタンダード紙が映画賞発表
2008年2月6日 12:00

[映画.com ニュース] 2月3日、英ロンドンの高級レストランIVYでイブニング・スタンダード紙が選ぶ“07年ブリティッシュ・フィルム・アワード”授賞式が開催され、アントン・コービン監督「コントロール」(3月日本公開)が作品賞に輝いた。
「コントロール」は写真家コービンの初監督作で、伝説のロックバンド、ジョイ・ディビジョンのフロントマンだったイアン・カーティスが、トップスターに上り詰めながらも、てんかんの持病や妻と愛人との関係に苦悩し、23歳の若さで自殺を遂げるまでの日々を描く。本作は、マット・グリーンハルシュが脚本賞も受賞した。
同じく2部門での受賞となったのは、批評家に絶賛されているポール・トーマス・アンダーソン監督の「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」。こちらは主演のダニエル・デイ=ルイスが男優賞に、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが作曲賞に選ばれた。
キーラ・ナイトレイ主演の「つぐない」は7部門にノミネートされたが、受賞は技術賞のみ。また、映画業界への貢献を評価し、「アウェイ・フロム・ハー/君を想う」(初夏日本公開)のジュリー・クリスティに特別賞が贈られた。
主な結果は以下の通り。
▽男優賞 ダニエル・デイ=ルイス「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
▽女優賞 ヘレネ・ボナム・カーター「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」
▽脚本賞 マット・グリーンハルシュ「コントロール」
▽技術賞 「つぐない」
▽作曲賞 ジョニー・グリーンウッド「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
▽新人賞 ジョン・カーニー監督「ONCE ダブリンの街角で」
▽特別賞 ジュリー・クリスティ
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