ショーン・ペンとヒース・レジャーが、マリック監督の新作で共演へ!?
2007年11月1日 12:00
[映画.com ニュース] 米ハリウッド・レポーター紙によると、ショーン・ペンとヒース・レジャーが「Tree of Life」と題された新作映画で共演することになりそうだ。2人に出演をオファーしているのが、「天国の日々」「シン・レッド・ライン」など寡作ながらその映像美と哲学的作風で高く評価されるテレンス・マリック監督で、脚本も手がけるとのこと。主演はレジャーで、ペンは助演に回るようだ。
プロットなどの細かいストーリーは完璧にガードされていて明らかでないが、レジャーは、近く決定される主役格の女優の相手役を演じる予定。マリック監督独特の美しいビジュアルがスクリーンいっぱいに展開されることになる。
同作は、マリック監督によって長年構想されてきたもので、08年3月よりクランクイン予定だという。一説に、前作「ニュー・ワールド」の主演を務めたコリン・ファレルがインドで3分の1の撮影を済ませたとの噂も流れたが、どうやらデマだったようだ。
プロデュースするのは、マリック監督の前作も手がけた製作会社リバー・ロード・エンタテインメント。同社は、レジャー主演の「ブロークバック・マウンテン」や、ペンの監督作「イントゥ・ザ・ワイルド(原題)」のプロデュースも担当しており、そのよしみで今回2人に声がかかったようだ。全米配給は、アン・リー監督の問題作「ラスト、コーション」(08年正月第2弾公開)などを手がけるフォーカス・フィーチャーズ。
ペンは、長年にわたるマリック監督のサポーターとして有名で、戦争映画「シン・レッド・ライン」以来、2度目のマリック作品出演。レジャーは、ボブ・ディランを演じた「アイム・ノット・ゼア」や、バットマンの敵役ジョーカーを演じる“バットマン”シリーズ最新作「ダーク・ナイト」(08年夏全米公開)など出演作が目白押しだ。
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