ジョージ・クルーニー語る「米大統領への立候補は、ない!」
2007年10月9日 12:00
[映画.com ニュース] 俳優のジョージ・クルーニーが米タイム誌のインタビューで、政治への関心や先日起こしたバイク事故について語った。
クルーニーは、2週間前に恋人のサラ・ラーソンさんを後部座席に乗せて起こしたバイク事故について「ロサンゼルスの家にいる時に乗るのはバイク。一番身近な移動手段だからね。30年間バイクに乗っているが、今度で事故は3度目。軽いケガばかりだ。これからも乗り続けるよ」と語った。将来のアメリカ大統領と噂されていることについては「ノーだ。支持者としてなら側面から援助することができるし、自分を選んでくれた選挙民に苦言をしても悩むこともないからね」と否定。彼は08年の米大統領選の民主党候補の1人、バラック・オバマ上院議員の支持者として知られる。
クルーニーは、元ニュースキャスターの父親と共に、ダルフール紛争(アラブ政府軍による非アラブ住民の大虐殺)に揺れるスーダンを訪れ、06年9月14日に国連安全保障理事会の議場でダルフールの平和を求める演説を行っており、現在ダルフール紛争を扱うドキュメント映画を製作中だ。「グッドナイト&グッドラック」「シリアナ」や最新作「マイケル・クレイトン」(08年公開)など彼が携わった作品は政治色が濃いものも多く、いずれ政治家を目指すのではないかと憶測が飛び交っていた。
一方、「オーシャンズ」シリーズやコーエン兄弟の新作「Burn After Reading」で共演している“親友”ブラッド・ピットは、米パレード誌のインタビューで、「ジョージは(米国大統領選に)出るべきだ。かなりイケるはずだしね。ベン・アフレックも出馬すべきだと思う」と答え、冗談交じりに米大統領に後押ししていた。
なお、クルーニー自ら監督する新作コメディ「Leatherheads」(共演レニー・ゼルウィガー)は年内に全米公開される予定だったが、彼の多忙により08年4月4日へ延期された。
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