第8回東京フィルメックスのクロージング作品&審査委員長が決定!
2007年9月14日 12:00

[映画.com ニュース] 今年で8回目を迎える“もう1つの東京の国際映画祭”東京フィルメックス(11月17日~25日)の審査委員長に「ペパーミント・キャンディー」「オアシス」などで知られる韓国のイ・チャンドン監督が決定。そして、クロージング作品もチャンドン監督の4年ぶりの新作「シークレット・サンシャイン」(原題:「密陽」)に決定したことが発表された。
東京フィルメックスは、アジアの新進作家によるコンペティション部門、世界の最新映画を紹介する特別招待部門、映画史に足跡を残した巨匠を紹介する特集上映部門の3つからなる“作家主義”の国際映画祭。チャンドン監督は、同映画祭の審査委員長を務めることについて「非常に光栄なことです。映画というのは私たち共通の文化だと思いますので、映画を通して幸せな出会い、人生の美しさ、映画の未来を考える機会につながればと思います」と語っている。
また、今回のクロージング作品となった「シークレット・サンシャイン」は、夫を交通事故で亡くした母子の悲劇を描いた作品で、今年5月に行われた第60回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、チョン・ドヨンが主演女優賞を獲得(共演はソン・ガンホ)したほか、来年行われる第80回アカデミー賞外国語映画部門の韓国代表出品作にも選定されている。
第8回東京フィルメックスのその他の概要は、9月26日に行われる記者会見で発表される。
関連ニュース






【第18回アジア・フィルム・アワード受賞結果】最優秀作品賞は「All We Imagine as Light」 日本勢は「敵」吉田大八が監督賞、「HAPPYEND」栗原颯人が新人俳優賞
2025年3月17日 08:00
取材 オリジナル アジア 海外映画祭