「ストリートファイター」がジェシカ・ビール主演で再映画化か?
2007年9月7日 12:00

[映画.com ニュース] 94年にジャン=クロード・バン・ダム主演、スティーブン・E・デ・スーザ(「ダイ・ハード」の脚本家)監督で映画化されたカプコンの人気格闘ゲーム「ストリートファイター」が、再び映画化されるようだ。
米バラエティ誌によると、ジェット・リー主演の「ロミオ・マスト・ダイ」や「ブラッド・ダイヤモンド」、人気シューティングゲームを映画化したザ・ロック主演の「DOOM/ドゥーム」など、アクション映画に定評のあるアンジェイ・バートコウィアク監督がメガホンを取るという。脚本は、日本のアニメ「百獣王ゴライオン」などをベースにした「ボルトロン」も手掛けるジャスティン・マークス。全米配給は20世紀フォックス映画が手掛ける。
ゲームの「ストリートファイター」シリーズは、世界各国の強豪たちが多種多様な必殺技を繰り広げて戦うもので、94年の映画ではアメリカ人のガイルを主人公に、バン・ダム主演のマッチョなアクション映画に仕立て上げられたが、今回の再映画化では、同ゲームのヒロイン的存在ともいえるキャラクターで、ファンに人気の高い春麗(チュン・リー)を主人公に据えたものになるそうだ。これは、「トゥームレイダー」「バイオハザード」など、女性を主人公にしたゲーム原作のアクションシリーズが成功していることを考えれば、時代にあった選択といえるかもしれない。ちなみに前作で春麗を演じていたのは、人気TVシリーズ「ER/緊急救命室」で知られるマカオ出身のミン・ナ。春麗が中国出身という設定上、アジア系の女優がキャスティングされるかと思いきや、噂では「ステルス」のジェシカ・ビールが主演の名に挙がっており、これが本当なら原作の設定は大きく変えられるかもしれない。
94年の映画は製作費3500万ドルに対して全米ボックスオフィスでは3300万ドルしか稼げず、日本でも酷評が目立った。今回の再映画化で、前作の汚名を返上できるかに期待がかかる。
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