黒木メイサも「感無量です」。2077年の日本を描くSFアニメ「ベクシル」公開
2007年8月20日 12:00

[映画.com ニュース] 「アップルシード」のプロデュースで“3Dライブアニメ”という手法を確立した曽利文彦が、今度は監督として新たに手掛けた「ベクシル 2077日本鎖国」。同作が、去る8月18日に初日を迎え、曽利監督のほか、声優初挑戦となった黒木メイサ(ベクシル役)、松雪泰子(マリア役)、主題歌「Together again」を担当したminkの面々が、丸の内プラゼールにて舞台挨拶を行った。
満場の客席を前に、曽利監督は「初日を迎えることができて感無量です」と挨拶。キャスト陣は「キャラクターの表情にリアルを感じてもらえるはず」(黒木)、「クライマックスに向けての高揚感はもちろん、マリアが散っていくシーンが印象的」(松雪)と、作品の魅力を語った。
「日本人にとってはとてもショッキングな内容だと思うが、“決してこうなりたくない”というメッセージでもある」と曽利監督が語る本作は、ハイテク鎖国を断行して10年を経た2077年の日本の姿を、米国特殊部隊の女兵士べクシルの視点を通して描くSFアニメ。すでに海外129カ国での公開も決定しており、“世界に向けて日本のエンターテインメントを発信する”という企画当初からの志が、見事に成就したといえそうだ。「べクシル 2077日本鎖国」は現在公開中。
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