B・ラトナーやS・ソマーズが、高額監督料1000万ドルを要求
2007年8月17日 12:00
[映画.com ニュース] 「ラッシュアワー」シリーズや「X-MEN/ファイナル・ディシジョン」などのヒット作を生み出したブレット・ラトナー監督が、自らのギャラを1000万ドル(約11.5億円)に引き上げたとの噂が流れている。
最近、「ラッシュアワー3」を完成させたラトナー監督は前金として700万ドル(約8.2億円)を受け取っており、もし映画が「ラッシュアワー2」並みにヒットすればさらに1000万ドルを受け取ることになっているという。フェラーリなどの高級車を乗り回し、美女と浮き名を流す派手なライフスタイルが高くついているため、今後は1本あたりの監督料を1000万ドルに引き上げたようだ。これだけのギャラを監督にオファー出来るような大型企画はハリウッドでも数えるほどしかないため、ラトナー監督の動きを疑問視する声も出ている。
「ハムナプトラ」シリーズで名を知られたスティーブン・ソマーズ監督は先日、実写版「G.I.ジョー」のプロデューサー、ロレンツォ・ディボナベンチュラから同作の監督に抜擢されたばかりだが、米映画サイトIESBによると、スタジオに対しマイケル・ベイやラトナーとほぼ同額の1000万ドルを要求。その高額すぎる要求によって降板させられたという。代わりの監督候補に、「ニューヨーク1997」のリメイクに挑む予定のレン・ワイズマン監督の名が挙がっている。