アル・パチーノ、アメリカ映画協会功労賞受賞!
2007年6月11日 12:00
6月7日、アメリカ映画協会(AFI)から生涯の功績を讃える功労賞を贈られたアル・パチーノ(67)を祝福するディナーショーが、ハリウッドのコダックシアターで行われ、オリバー・ストーン監督、カーク・ダグラス、アンディ・ガルシア、ロビン・ウィリアムスら映画界の大物たちが会場に駆けつけ、彼に祝福の言葉を述べた。
ディナーショーは、「ゴッドファーザー」「狼たちの午後」「スカーフェイス」「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」など彼の代表作のクリップが上映される中、彼と所縁ある俳優・監督たちがその偉業をスピーチしていく形で進められた。パチーノは「私にはキャラクターが必要。演じようとしても、私だけでは何も思い浮かばない」と語り、マイケル・コルレオーネ、トニー・モンタナなどインパクトがある役柄に恵まれた“映画人生”を振り返った。その模様は3時間のTV番組として収録され、6月19日、米USAチャンネルで全米放映される(日本では未定)。
舞台俳優として、トニー賞2度受賞。映画俳優として、アカデミー賞ノミネート8回、うち「セント・オブ・ウーマン」で主演男優賞受賞。輝かしい実績を持つパチーノは、01年にゴールデン・グルーブ(外国人記者クラブ)から既に功労賞(セシル・B・デミル賞)を受賞している。AFI功労賞が授与されたのは35回目で、主な受賞者に、ショーン・コネリー、マーティン・スコセッシ、スティーブン・スピルバーグ、エリザベス・テイラー、アルフレッド・ヒッチコック、ジャック・ニコルソンらがいる。
パチーノの最新出演作は「オーシャンズ13」で、8月11日日本公開。