第19回東京国際映画祭、概要がまとまる
2006年9月19日 12:00
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第19回東京国際映画祭、概要がまとまる
今年で第19回目を迎える東京国際映画祭。開催を1カ月後に控え、今年第2回目の記者会見が、9月19日に六本木アカデミーヒルズ(東京・六本木)で行われた。
今回はコンペティション部門全作品の他、特別招待作品などの各部門の発表が行われ、特別招待作品は、オープニング&クロージング作品である「父親たちの星条旗」(クリント・イーストウッド監督)、「犬神家の一族」(市川崑監督)以外に、山田洋次監督&木村拓哉主演で話題の時代劇「武士の一分(いちぶん)」や、「π」のダーレン・アロノフスキー監督が主演にヒュー・ジャックマンを迎えて製作したSFロードムービー「ファウンテン」、アル・ゴア元副大統領出演の環境ドキュメンタリー「不都合な真実」など、合計22作品が発表された。
また、先の会見で発表された国際審査員長のクロード・ルルーシュは、自作の撮影が延びており、審査委員長を辞退。現在、代役を探している最中とのこと。そして第3回黒澤明賞には、先の会見で発表された市川崑監督と共に、「カッコーの巣の上で」「アマデウス」といったアカデミー賞作品賞受賞作で知られる巨匠ミロス・フォアマン監督が受賞することが発表された。こちらは映画祭のクロージングで授賞式が行われる。
第19回東京国際映画祭は、六本木ヒルズと渋谷Bunkamuraの2つのメイン会場を中心に、10月21日~29日の日程で開催される。