「ワールド・トレード・センター」から生還した男が来日
2006年8月11日 12:00
※06年7月11日より、「ニュース&噂」は毎週火曜日・金曜日の週2回更新となりました
「ワールド・トレード・センター」から生還した男が来日

01年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロにおいて、最も象徴的な被害を受けたニューヨークの世界貿易センタービル(ワールド・トレード・センター)から生還した2人の警察官の手記を元に、「プラトーン」「7月4日に生まれて」のオリバー・ストーン監督が映画化した実録ドラマ、「ワールド・トレード・センター」。公開を2カ月後に控え、主人公のモデルのひとりで、同作のコンサルタントを務めたウィル・ヒメノ氏が来日。8月10日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で来日記者会見を開いた。
同作は、今年春に全米公開された「ユナイテッド93」と同様、9・11のテロを真正面から描いた作品。あの日から、製作・完成までにかかった5年について聞かれると「妥当な時間だと思う。まず、癒しの時間が必要だったし、お金のためだけには作りたくなかっ たから、細部を検証する時間も必要だった。商業映画ということで細かい部分で脚色があるが、95%は真実です。悲惨な状況を描くだけでなく、そこから生まれた善を描いています」と答えた。
また、真実の重さに製作に協力を躊躇することはなかったかとの質問には「真実を伝えるのに、躊躇する必要はまったくない」とキッパリ。そして、あの惨劇を目の当たりにして、なぜワールド・トレード・センターに突入を決意したのか聞かれると「あの状況で恐怖を感じなかった人はいないでしょう。でも、誰かが行かねばなりませんでした。私は警察官でした。その使命があるからこそ突入したのです」と誇らしげに語った。
映画については「プロの俳優による演技が、この映画には必要だった。僕はあの事件当時は今よりずっと痩せてたから、僕の役を演じたマイケル(・ペーニャ)は僕にピッタリだったよ」と笑いながら話していた。
「ワールド・トレード・センター」は10月7日公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)