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「ヴァイブレータ」のスタッフ再結集。「やわらかい生活」

2006年6月6日 12:00

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廣木隆一監督
廣木隆一監督
04年の映画賞を総なめにした「ヴァイブレータ」に引き続き、廣木隆一監督&寺島しのぶのコンビが、昨年芥川賞を受賞した絲山秋子のデビュー作「イッツ・オンリー・トーク」を映画化した「やわらかい生活」。公開を前に廣木隆一監督に話を聞いた。
本作は、東京・蒲田に住む35歳、無職、独身のヒロイン優子のごくありふれた日常をユーモラスに描いた人間ドラマ。前作「ヴァイブレータ」の拒食症のヒロインとは、また違った女性像を作り上げている。「脚本の荒井晴彦さんとは、次回作の話をしていて、原作を探していたんです。そこで絲山さんの著作を読んでみて、これに決めたって感じですね。原作では、多くのキャラクターが出てくるんですけど、『それだと核がない』と荒井さんに言われて、映画として軸がずれないように、寺島しのぶ豊川悦司の2人に焦点を当てたんです。寺島とは2度目ですが、2作続けて同じ女優を起用したのは彼女が初めてです。大抵嫌われちゃうので(笑)。3作目も構想中です」
一方、寺島の相手役を務めた豊川については「豊川さんの役は『彼しかいないだろう』とある程度決めていました。以前、彼が劇団300を辞めた頃、面接したことがありました。その時はお互いスケジュールが合わずに流れてしまいましたが、その時からずっと一緒にやってみたかった俳優なんです」
また、本作のもう1つの主役ともいえる蒲田という街については「蒲田を舞台にしていたからこの話を選んだんです。東京だけど東京じゃない雰囲気が蒲田にはあります。水辺ということも気に入りました。記号的に水のイメージを多く入れた訳ではないんだけど、結果的に水のシーンが多くなりましたね」
最後に監督にとっての「やわらかい生活」を聞いてみると「最近ベトナムやシンガポールに行って帰ってきたとき、日本人はみんな怖い顔して歩いているな、と感じたんです。特にベトナムなんかはゆるーい、というか、昔の日本人ってこういう表情していたなぁ、と思うんですよね」
やわらかい生活」は6月10日よりロードショー。

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