角川春樹復活第2弾「蒼き狼/地果て海尽きるまで」
2006年4月4日 12:00
同作は井上靖の「蒼き狼」(新潮文庫)と森村誠一の「地果て海尽きるまで」(ハルキ文庫)の両原作を元に、約30億円の製作費をかけ、モンゴルの英雄チンギス・ハーンの人生を描く超大作。角川春樹は「『男たちの大和』は日本マーケットを意識したが、今回の作品は日本の興行記録云々ではなく、初めから世界のマーケットに照準を合わせている」と話し、モンゴルとの合作ということで、大相撲・横綱の朝青龍が応援団長を務めることも明かした。
主演のチンギス・ハーンには「男たちの大和/YAMATO」に引き続いて反町隆史がキャスティングされているが、映画はチンギス・ハーンを巡る3人の女性(母親、妻、側室)からの視点で描かれる作品になるという。「蒼き狼/地果て海尽きるまで」は07年春、松竹系にて公開。