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「韓流」ブームに「興味なし」。カンヌ受賞で話題の韓国映画

2004年8月3日 12:00

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(左より)チェ・ミンシク、カン・へジョン
(左より)チェ・ミンシク、カン・へジョン
今年度のカンヌ映画祭で、パルムドールの「華氏911」の次点となるグランプリを受賞した「JSA」のパク・チャヌク監督による新作「オールド・ボーイ」。8月2日、主演のチェ・ミンシクとカン・へジョンがPRのため来日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルにて記者会見を行なった。
本作は日本の同名漫画が原作で、ある日突然拉致・監禁され、15年後に解放された男がその相手に復讐する物語。「シュリ」では北朝鮮工作員を演じた主演のチェ・ミンシクは「最初、映画化するには大きすぎる話ではないかと思いましたが、誰かが誰かの人生をストップさせてしまうという題材は非常に興味深いのではと思い、また、その理由の部分に我々の想像力をつぎ込み、原作漫画とは違ったオリジナルなものを作ることを目指しました」と本作の映画化についてコメント。そして「この映画を作り、カンヌで評価されたことにより、従来の『韓国映画』の殻を破ることが出来、自由になれたとも思う」と韓国映画を取りまく現状についても熱く語った。また、ヒロインを演じたカン・へジョンは現在日本で巻き起こっている「韓流」ブームについて「単なるトレンドなので興味はない」とそっけなくコメントした。「オールド・ボーイ」は今秋公開。

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