圧倒的な映像美とは対照的な人間の醜さ
監督・脚本ベルナルド・ベルトルッチによるアラベルト・モラヴィア原作『孤独な青年』の映像化。第二次世界大戦前夜のイタリア。哲学講師マルチェッロは、13歳の時のトラウマから、“普通になりたい”と願い、盲目の友人イタロの仲介でファシスト組織に加わり、秘密警察として働く事になった。やがて、マルチェッロは任務を通じて自らの優柔不断さに苦悩していく。
イタリアやフランスのパリの街並み、暗殺計画の舞台と... 続きを見る
世界が無視し続けてきたパレスチナ
見てきました。侵略者イスラエルが長年にわたりパレスチナに何をしてきたのかが克明に映されており、この問題がより身近に感じられた。なぜパレスチナがこのように非人間として扱われ苦しまなくてはならないのか?
この問題を知ってしまった以上、世界の人々と共にパレスチナへ連帯をしてどのような形でも声をあげていってほしい。
とても質の良いドキュメンタリーを作ってくれてありがとう。 続きを見る
季節(とき)が流れる、城寨(おしろ)が見える
時代を生き抜いた詩人たちの熱き恋の物語。なんとストイックで、アカデミックな恋愛なのか。木戸大聖くんのカッコよさが、光っている。 続きを見る
ブラック過ぎる日本企業がある意味「ホラー」
公開から2年以上経ってアマプラで視聴。
噂通りの快作。タイムループものの中編としては上位にランキングされるべき傑作。
本作の凄みは、働き方が一切改革されていない広告会社の現状を描いている処。
ループに気づく事で、抜け出すことより仕事が上達する事に悦ぶ中盤あたりの展開はある種ホラー。
徹夜して日常業務をギリギリ熟すブラックさから、未経験者が徹夜で漫画を完成させるという、日常以上のブラックさに発... 続きを見る
いい思い出が胸から離れないのは
正直覚悟はしていたが、爆泣きである。
越えることはなかろうと思っていた「ニューシネマパラダイス」と肩を並べた。
セリフのない本編において画面からの情報と音楽が重要だ。
質の異なる二つが掛け合わさった時かもしだされる第三のメッセージがとにかくニクイ。
この妙をどっぷり満喫するがひとつ。
ストーリーは単純だ。
ただ単純だからこそ先が読めなかった。
まるで綱渡り、いつ足元をすくわれ何が起きるか... 続きを見る
実写化ものはイジられ映画・・・はもう古い価値観なのかもしれない
トイレ我慢の演技をさせたら阿部サダヲさんはきっと世界一!
・・・はさておき、先入観を持たずに観れると楽しい作品
学校の先輩にほのかな恋心を抱く高校生 日胡と
親一人で彼女を育てる茂
彼女達のささやかな日常とそこに降りかかる事件
しかし、その体内に目を向けるとまた違う物語が見えてくるのだった
以前まではマンガの実写化と言えばイジられ映画の定番だったのだが、近年はそのイメージを改める必要が... 続きを見る
全891870件中、4311~4320件目を表示