いつまでもこの海に浸かっていたい!
13年間のインターバル、"アバター"という言葉自体が含むやや古ぼけた感覚、同じく、映画の3D鑑賞、等々。不安材料は多かった。しかしそれらは、特に今回初めて登場するパンドラの海の民、メトカイナ族の世界へと画面がスイッチした途端、払拭される。見たこともないような海洋生物が海中で踊っている。その中の鯨に似た生物がアイコンタクトをとる。浅瀬では、ナヴィの子供たちが透き通った海にうっとりしている。見て... 続きを見る
スピリチュアルをはるかに超えて
有村架純が登場する回想パートは、心がとろけそうになった。翳があってミステリアスなあの横顔を間近で見たら、脳天まで電気が走るよね。再会するためにハチ公のように映画館に通うのもしょうがない。
目黒蓮に思いっきり感情移入して、哀しい物語に浸っていると、何やらスピリチュアルな匂いが漂ってくる。登場人物の口調も心なしか、何かを言わされている感じがする。伊藤沙莉の演技に違和感を感じたことなんて今ま... 続きを見る
長生きする秘訣がここにありました‼️❓
私事ですが、三十年ほど前、瀬戸内寂聴氏に仕事で講演を依頼しました。
高齢者の生きがい、と題して、二時間で百万円、恋愛それも性愛の話をされました、どんな依頼でもその話をされるようです、もちろん小説もそれオンリー。
事前に、彼女のことを調べたら、生き方もそれオンリーでした。
その目的のために、パワハラ、セクハラ、不倫などやりたい放題、それで文壇から批判され、出家を隠れ蓑にして、生き返りました、彼... 続きを見る
【”今日、一日を暮らせればそれでよい。”故、水上勉のエッセー「土を喰う」を底本としながら、24節気ごとの自然の恵みを眼で愛でる作品。後半は、氏の死生観も絶妙に描かれている作品である。】
ー 私事で恐縮であるが、故、水上勉氏のエッセー「土を喰う」と「精進百撰」は、30代にたまに読んでいた。料理に嵌っていた頃でもあったし、何より水上勉氏の禅寺の小僧だった時代に覚えたという山菜料理が、氏の姿と共に掲載されており、とても面白く読んだモノである。
自宅の庭で育てた野菜を収穫し、料理し、食する楽しさよ。(現在進行中。)
尚、幾つかの料理は、この作品でも紹介されてい... 続きを見る
カントリーロードから翼をください
最近、サスペンスやミステリーばかりを観ていたせいか、久しぶりに爽やかで、それでいてほんのちょっぴり切ない、ラブ・ストーリーに、心も洗われ、癒しの時間を過ごした。
スタジオ・ジブリの『耳をすませば』のストーリーのその後を、実写化によって描いた本作。中学3年生だったあの日、雫は物語作家になることを誓い、聖司はチェロ奏者としての夢に向かって歩み始めた10年後の2人の姿。あの頃の回顧シーンも、実写... 続きを見る
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