それぞれのドラマに時間を割いてくれてありがとう。
正直マーベル・シネマティック・ユニバースとして発表されてきた作品群のすべてが気に入っているわけではない。むしろ映画として物足りなかったり、シリーズ物として納得がいかない部分があったりすることが多く、決して傑作ぞろいではなかったと思っている。
しかし、それでもMCU作品をすべて観てきたのは、MCUがただ映画を作ること以上に、キャラクターを育てることに重きを置いてきたからだ。気がつけばどのヒー... 続きを見る
この映画は観客を選ばない。分かりやすく楽しく、魂のうねりに触れられる傑作
この映画は観客を選ばない。誰もがハードルなく楽しめて、10人中9人が「本当にいい映画だったね」と胸を熱くさせて映画館を後にすることができる。そんなわかりやすさと可笑しさ、そして観客の心をグッと引き寄せる魂のうねりを併せ持った作品なのだ。
冒頭ではちょっと強面なオヤジに見えた太鼓っぱらのヴィゴ・モーテンセンと、それとは正反対の気高さを持つ黒人ピアニスト役のマハーシャラ・アリ。肌の色も性格も育... 続きを見る
まわりの異性達とともに
上映時間が約3時間なのですが、あっという間でした。
貸し切り的な環境で鑑賞するのが好きなのですが、いまだに映画館が満員で、かなり前の席だったのに両脇に知らない異性が座って、ひじ掛けも使いにくい窮屈なシチュエーションは久しぶりで、それだけでもドキドキしていました。
席に座ったからには、大ヒット映画の醍醐味だと思って覚悟を決め、楽しむことにしました。
~序盤~
BGMに癒されます。音楽... 続きを見る
ダイヤモンドプリンセス号内で何が起こっていたか?
興味をそそる題材に人気俳優のキャスティング。公開2日目の土曜日ということもあり館内はほぼ満席でした。
緊張感が続く脚本がとても良かったのもありますが、この映画の持つメッセージの意義に☆5個つけさせていただきました。
未知なるウイルスに自分の命を危険にさらしながら、さらには風評被害にさされながらも立ち向った医療関係者や人たちに敬意を表したいと思います。
この映画、すべてのメディア関係者の人に観... 続きを見る
擬人化した体内細胞の奮闘をエンタメに徹して描いている
公開以来、破竹の勢いで大ヒット中の作品。大ヒットに相応しいエンタメに徹しきった躍動感、力感溢れる作品である。人間社会の父娘物語、娘の体内で使命感に燃えて病原体と激闘を繰り広げる細胞達の物語を巧みにリンクして極上のエンタメ作品に仕上げている。擬人化した細胞に成り切った俳優陣の本気度100%の演技が出色。
高校生の漆原日胡(芦田愛菜)と父親の茂(阿部サダヲ)は母親を病死で亡くし二人で暮らしてい... 続きを見る
予想より奥行きある脚本でした❗️
評価通り良かった。あっさり犯人みーっけって思ったらまんまと騙された。浅い読みの自分に笑えた。
キャスト豪華な映画ってイマイチ面白くなかったり、客入りイマイチだったりするけど、この映画は元を取った感じですね。(笑)
それにしても金曜、土曜と終日満席に近い入りはどうして⁉️
劇場版やシリーズモノ以外でこんなに盛況は中々ない。
パンフレットは金曜初日でどこも完売御礼。これも中々見ない光景。
予想... 続きを見る
私たちはどう受け止めるか
興行的戦略なのか、フラットな状態での鑑賞を望んでのことなのか、一切の事前情報を伏せられていた本作。それでも、ジブリ作品で宮﨑駿監督となれば、いやが上にも期待値は高まり、そして迎えた公開当日。仕事を終えて、映画館に向かう途中で見たレビューサイトでは、投稿数がすでに100近い中で、評価はあろうことか3.4!これにはかなりの地雷臭を感じながらも、覚悟して鑑賞してきました。
ストーリーは、戦時中の... 続きを見る
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