ザ・プロム

劇場公開日

ザ・プロム
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解説

メリル・ストリープとニコール・キッドマンが共演し、テレビシリーズ「glee グリー」のライアン・マーフィが監督を務めたNetflixオリジナルのミュージカル映画。ニューヨークの元人気舞台俳優ディーディーとバリーは、新作ミュージカルが失敗し役者生命の危機に立たされる。一方、インディアナ州の田舎町では、恋人同士の女子高生エマとアリッサが、女性カップルでプロムに参加することを禁止され悲嘆に暮れていた。ひょんなことからその事実を知ったディーディーとバリーは、この機会を利用して自分たちのイメージを挽回しようと思いつき、同じくキャリアアップを狙うアンジーらとともに計画を練るが……。共演は「ワン チャンス」のジェームズ・コーデン、「ザ・プレデター」のキーガン=マイケル・キー、「ジャンゴ 繋がれざる者」のケリー・ワシントン。Netflixで2020年12月11日から配信。一部の映画館で12月4日から劇場公開。

2020年製作/132分/G/アメリカ
原題:The Prom

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第78回 ゴールデングローブ賞(2021年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジェームズ・コーデン
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Netflix映画「ザ・プロム」12月11日(金)より独占配信開始

映画レビュー

3.0売名でも偽善でも良い変化をもたらすならありか

2021年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

社会運動へのコミットは個人の名声を高めるのに利用できる。そういう偽善はよくないという意見もあれば、売名だろうとなんだろうとそれで助かる人がいればいいじゃないかという意見もある。
本作の主人公、ディーディーはブロードウェイの往年のスターだ。新作が酷評され、このままではいけないと、人気回復のために保守的なインディアナ州で同性愛を公言した女子高生が、プロムに参加できるようにするキャンペーンを勝手に張ることを思いつく。意気揚々と高校に乗り込んできて、私たちが遅れた価値観のあなたたちの目を覚まさせてあげるよ、みたいな態度で騒動を巻き起こす。
鼻につく態度であることは間違いない。しかし、騒動がきっかけで多くの人が考えを見直すきっかけを作っていることも事実である。ただ、少し言葉で言われただけで、保守的な価値観で育った人々があれほどコロッと変わってしまうものだろうか、という疑問は持った。ライアン・マーフィ監督の願いも込みでそういう物語にしたのだろうと思うが。ジェームズ・コーデン演じるバリーの存在がマーフィ監督的にはキモなんだろう。
ミュージカルシーンは抜群に楽しいし、芸達者な役者が揃っているし観ていて飽きない作品だった。

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杉本穂高

3.5寛容と変化がテーマのスター競演ミュージカルの味わい方

2020年12月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

プロムナイト。この高校最後の年にキャンパスで開催される卒業パーティは、生徒たちにとって晴れの舞台。従って、これまでも度々青春映画のネタになって来た。「アメリカン・グラフィティ」((73)「グリース」(78)「25年目のキス」(99)etc。しかし、なんと言っても強烈だったのは、クラスメートたちから阻害されてきた少女が、プロムクィーンに選ばれた直後、それが悪戯だと知って怒りの超能力でパーティ会場を焼き払う「キャリー」(76)だと思う。TVシリーズ「glee」(11)にもプロムを登場させたライアン・マーフィの最新作は、しかし、同性愛者の女子高生がそれを理由にプロムへの参加を禁止されるという、今そこにある問題をテーマにしている。彼女が受ける屈辱感と疑問は、もしかしてキャリー以上かもしれない。LGBTQ+マターはそう簡単に焼き払うことができないだからだ。そんな高校に新作ミュージカルが酷評された上にクローズとなった出演メンバーが、差別撤退を掲げて(実はイメージ挽回を狙って)乗り込んで来る。見せ場は勿論、舞台組を演じるメリル・ストリープやジェームズ・ゴーデンやニコール・キッドマン等によるド派手なパフォーマンスだ。2人のオスカー女優に当代一の芸達者コーデンを揃えたマーフィ(監督&製作)の吸引力はすごいと思うが、ポイントは、主役の女子高生が投げかけた波紋が、いい意味で周囲に変化をもたらしていく後半の展開にある。寛容と変化。それがなににも増して本作の新しさだ。娘を拘束しようとする頭の固いPTA会長を演じるケリー・ワシントンの美しさが、煌びやかな共演者たちの中一際目立っている。

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清藤秀人

3.5ごり押しが強いが面白い

赤垣さん
2021年6月21日
Androidアプリから投稿

LGBTを明るくライトに描いているが似たようなテンションの人種差別をテーマにした映画”ヘアスプレー”と比較してしまうと、やや下品というか動機が不純すぎて冒頭入り込めなかった、そしてハッピーさは負けてる。

差別(偏見)と寛容をテーマにしているはずなのに、セレブが貧困者や一般人を批判するような振る舞いや田舎に対して偏見が溢れた発言をしているのに、偏見を捨ててLGBTを受け入れよう!なんて言ってるところがひっかかってしまった。

途中から差別と本気で戦おうとしていることは分かるけど、売名目的で活動している人を見るのはやっぱり純粋な気持ちで感動出来なくなっちゃう。

LGBT作品でもキャリーや僕の名前できみを呼んで、のような当たり前のようにそこにある同性愛の作品を好む自分にとっては、LGBTを受け入れようのゴリ押しが強すぎるこの映画はやや肌に合わなかったかもしれない…。が、まぁこういう作品は大事よねと思う。

いろいろとひっかかる作品ではあったけどメリル・ストリープの歌唱は良いしダンスも楽しげだし、普通に感動して泣けたので面白かったです。

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赤垣

4.0隣人がどんな人でも

oshidaさん
2021年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寛容でやさしさに溢れる大人たちが、未来あるこどもたちを見守り導いてくれている気がした。
つくづく思うのだけど、マイノリティってマイノリティにさせられてる感ある。

こーんなにポップでキュートにLGBTQを扱ったって、レビューを見ているとたくさんの人の心に届いている。ミュージカル映画はいろんなことをぶっ飛ばしてくれるな~ハッピ~。出演している人たちは寛容な人なんだろうな。
すごく力をもらえた。この先何回も観ることになりそうな予感。へこんだら「ザズ」の歌聞きます。

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oshida
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