日本社会の変遷と"古き良き(?)"ヤクザの衰退 --- 試写会
オヤジとアニキ。日本社会の変遷と共に描かれるヤクザの衰退、そして何より家族(像)の物語 =【父権・オヤジ像の変化?】。作中何度も映し出される【工場】から出る煙のようにやがて消えていく定めか……。
1999年パートからのタイトルで鳥肌。けど、ワルにはあまりに気の良さそうな弱っちい奴の末路や、主人公と関わる女性の気丈さ。…など、とりわけ2005年パートにおける脚本(設定、展開)の点での既視感にも... 続きを見る
胸の高鳴りと混沌としたひと夏の感情、会話劇と思えぬキャラ立った愛くるしさが堪らない
「レモネード」と例えよう。大きな波を見せるわけではないのに、会話劇にグッと引き付けられて、気がつけば心は踊っている。ひと夏によって輝き出す、プールのような乱反射は、眩しく屈折し、尊いモノへと輝かせる。
上白石萌歌演じる美波は、屋上で自身が好きなアニメを描く少年を見つける。それが、もじくん。ゆるくてどこか初々しい二人の会話は、聞いていて心地よい。とは言え、美波の家庭は再婚しており、もじくんの... 続きを見る
隠し事なく生きたいと思いました
田口さんと東山さんの、表情だけで意志疎通するシーン、すごい顔芸で笑えた。
常盤貴子の「はぁ~!?」って大声が聞こえてきそうな睨む表情もよかった。こんな顔しても美人なのはそういないと思う。
私の心の中では7分の3の人は罪がなく、
常盤貴子は不起訴、田口は罰金、
後のふたりは執行猶予付きの判決がくだされました。
いろいろ隠し事作って苦しんでも、生きてるうちってことを、さいご三平は言いたかっ... 続きを見る
エンドロールまで楽しめる
原作とは違う味付けですが、98分目一杯使ったいい意味でのアニメならではの脚色。いろんなものが見事に回収され、歩き出すんだと勇気が出てきます。
途中ハードな展開がありますが、ラストやエンドロールはその後の展開が明るいことを示唆しており、ラブストーリーを安心して楽しみたい方には特にオススメです。 続きを見る
何気にWW84より壮大なオチなのに10人中7人が怒るレベルのデタラメにも程がある問題作
世界をひとつにする曲を作るという使命に燃えるビルとテッドのバンド、ワイルド・スタリオンズはそのとっ散らかったサウンドが裏目に出てアルバムを出すたびに酷評されまくり。親戚からすらも見放された二人の理解者は妻と娘だけ。そんな彼らの前に突然タイムマシーンで現れたのはルーファスの娘ケリー、彼女に700年後の世界に連れて行かれた二人は77分25秒以内に世界を一つにする曲が書けなければ全時空が消滅してし... 続きを見る
手の平の上でコロコロされまくりました(๑˃̵ᴗ˂̵)
とても公開を楽しみにしてました。すっかり雰囲気をまとった女優になった、のんさんとお気に入りの大九明子監督の最強タッグの前に、もはや抗う術なし、ナスがマンマミーア❗️です。
ローマでは「あまちゃん」でぞっこんになった、のんと橋本愛の最強タッグ再結成で、もうじき還暦な私は電車道で土俵際まで一気に運ばれ夢心地、「私はくいとめないで」!(๑˃̵ᴗ˂̵)
のんさんの見事な演技に終始ビターな、お一人様の... 続きを見る
綿矢りさ×大九監督、幸せな化学反応
「勝手にふるえてろ」以降ファンになった大九作品が、今年はコロナ禍にも関わらず二本もみれるなんて!
綿矢りさ原作と出会い幸福な化学反応を起こしてブレークした感がある大九監督だけど、
独身女性の心情のもやもやを映像表現として吐き出すテクニックは「勝手にふるえてろ」以降の作品群でも健在で、コンビを組んでいる撮影の女性カメラマン中村夏葉さんとのコンビネーションも本作では至高の域に達していました。(... 続きを見る
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