移民ならではの葛藤を跳ね除けるミュージカル
舞台は移民の街・ワシントンハイツ。
ドミニカ、プエルトリコ、キューバなど様々な国出身の人がいるけど、彼らにとっては既にその街は故郷であり、同郷の仲間なんだよね。
そんな彼らの陽気で楽しげな様子は観ていて元気をもらえる。
この映画は「移民」と「夢」がテーマ。
希望を抱いて街から飛び出す者、逆に夢敗れて帰ってきた者。渡米してから生きるために必死に働いてきた大人たち。移民だからこその生きづらさ、葛... 続きを見る
保護活動を通じて人間は成長する!
人類と犬、猫、動物とは常にお互いを高め合い、癒しあう関係だと思います。経済動物でさえもそうです。そして、ソウルメイトとしてその飼い主の元に動物たちは願って生まれてきます。林の熱いくらいの1匹も殺すことのない世界の創造を目指す気概は、とても立派だと思います。ただし、ここでは食されてしまう動物は、また違った使命を持っていますので触れてはいません。この映画は主として人間に寄り添うペットの話です。中... 続きを見る
日常の中で出来ること
動物保護という大きなテーマの映画ですが派手に泣いたり叫んだりしない良い意味で説教くさくない映画です。
登場人物は犬や猫好きだけど普通の人たち。主人公はほんの少し強靭なメンタルだけどスーパーマンではない。
犬達もあるシーンを除いて特別なことはしません。(そのシーンも淡々と描写されます。)
それだからこそ殺処分問題が日常に潜んでいる問題でありその解決法は私達一人一人に委ねられていることが強く迫っ... 続きを見る
生きているものは全て救いたい
動物保護に興味があり、太田先生のドキュメンタリー番組も見ていました。先に小説版を読んでいたので内容は知っていました。犬がどうやって指示通り動くのだろうと思っていましたが、本当にその場の感情で行動していると見えて引き込まれました。撮影の上で大変な工夫があったようで、俳優さん達の、この作品の意義を伝えたいという意気込みに打たれました。もう一度観たい作品です。 続きを見る
「恥ずかしい」と言う概念
デイホームで働く人前で話す事が苦手なチェリーは自身の出っ歯に強いコンプレックスを持つスマイルと出会い…。
「恥ずかしい」と言う概念に悩む少年少女が1人の老人のために奮闘し成長する物語と演出も好みな作品でした。
嫌な人物がほとんど登場しないので心穏やかに鑑賞出来るが、この手の作品にありがちな共感性羞恥心が強い人には苦手なシーンががっつりとあるのでその部分だけは注意が必要です。
「恥ずかしい」... 続きを見る
無関心こそが最大の敵
良くも悪くもビジュアル的にも脚本的にも強烈な印象を残す113分。
主人公が金髪女子、パステルカラーのコーヒー店で勤務とか言うと、めっちゃガーリーな映画を連想しがちですが、その実は元医大生の隠れインテリで、バールを持って行きずりのお兄ちゃんの車を殴ったりします。最近はこういうのをKawaiiって言うんですかね(遠い目)。
詳細はネタバレになるので伏せますが、
主人公が中盤で言っていた“自分の... 続きを見る
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