ザ・クリエイター 創造者

劇場公開日:

解説

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズが監督・脚本を手がけた近未来SFアクション。

2075年、人間を守るために開発されたはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。人類とAIの存亡をかけた戦争が激化する中、元特殊部隊のジョシュアは、人類を滅亡させる兵器を創り出した「クリエイター」の潜伏先を突き止め、暗殺に向かう。しかしそこにいたのは、超進化型AIの幼い少女アルフィーだった。ジョシュアはある理由から、暗殺対象であるはずのアルフィーを守り抜くことを決意するが……。

「TENET テネット」のジョン・デビッド・ワシントンが主人公ジョシュアを演じ、「インセプション」の渡辺謙、「エターナルズ」のジェンマ・チャン、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のアリソン・ジャネイが共演。

2023年製作/133分/G/アメリカ
原題:The Creator
配給:ディズニー
劇場公開日:2023年10月20日

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受賞歴

第96回 アカデミー賞(2024年)

ノミネート

視覚効果賞  
音響賞  
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(C)2023 20th Century Studios

映画レビュー

4.5「記憶の中にある大好きなSFアニメ」の最高の実写化

2023年10月31日
PCから投稿
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共感した! 23件)
村山章

4.0壮大かつ緻密にデザインされた近未来の神話

2023年10月30日
PCから投稿

ギャレス・エドワーズは我々が触れたことのない静かなる驚きの映像世界を展開させる人なのだと改めて思い知った。とりわけ本作は舞台となる近未来を断片的に垣間見せるのではなく、地球規模で壮大かつ緻密にデザインし、今すでにAI技術の転換期の隣り合わせにある我々に「手の届きそうな距離のリアリティ」として実感させてくれる。それでいて悲観的なビジョンばかりを提示するのではなく、深い感情や体温で満たされたエモーショナルな物語を根付かせていることが極めて尊い。数々の名作映画の影響を感じる一方、それ以上にエドワーズの過去作を思い起こす瞬間も多かった。実写と特殊効果を生々しく融合させた『モンスターズ』、人間の理解や常識を超えて”生命体”を広く見つめた『GODZILLA』、一つの使命を繋ぐため身を捧げる『ローグ・ワン』という旅路を辿ってきたからこそ、この作品は今、まさにキャリアの集約地のごとく産声を上げたのだろう。

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牛津厚信

3.0あ!謙さん!

2024年5月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

そーそー謙さんが出演するので話題になってたけど興行的にはどうだったんでしょう?僕的にはAIが進化してロボットがただの便利な機械じゃなくなったらこーゆーふうになりえるなぁ…と共感しました。

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えがたろう

4.0シリアスだね〜

2024年4月30日
スマートフォンから投稿

泣ける

興奮

知的

この映画、デューンと同じで笑いが一つも無い。シリアス過ぎるが美しい。人間の創造力とAIの純粋さ、人間の残酷さとAIの可能性。全てがこの映画に詰まってて、最後まで葛藤出来る素晴らしい作品になっている。必ずこの残酷な空想を描いた物語は、現実のものになるでしょう。戦争や破壊を繰り返し、人間の役目が終わった時、本当の美しい世界が訪れるという事を伝えたかったんじゃないかな、この監督と脚本家さんは。

それにしても、ユナちゃんの圧巻の演技と渡辺謙のシリアスさに全てが持っていかれたね〜。何の予備知識も無く観たので、最後までアルフィー役のユナちゃんが女の子なんて気付かなかったわ。最後の泣き叫ぶシーンの声が可愛いなって思って調べたら女の子なんで、この映画の最大の衝撃でしたわ笑

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DJ XYZ