カンダハル 突破せよ

劇場公開日:

カンダハル 突破せよ

解説

ジェラルド・バトラー主演で、アメリカ国防情報局の職員ミッチェル・ラフォーチュンがアフガニスタン赴任時に体験した実話をベースに描いたアクション。

イラン国内で核開発施設の破壊工作に成功したCIA工作員トム・ハリスは、CIAの内部告発による機密情報漏洩で全世界にその正体が明らかとなってしまう。ミッションを即刻中止し、中東からの脱出を図るトムは、30時間後に離陸する英国SAS連隊の飛行機に搭乗するため、アフガニスタン南部のカンダハルにあるCIA基地を目指す。しかし、イランの精鋭集団・コッズ部隊、パキスタン軍統合情報局(ISI)、さらにタリバンの息がかかったゲリラ、金次第で敵にも味方にもなる武装集団など、トムをめぐる追跡劇は敵と味方が入り乱れる混沌としたものとなっていく。

「エンド・オブ・ステイツ」「グリーンランド 地球最期の2日間」につづき、バトラーと3度目のタッグとなるリック・ローマン・ウォーが監督を務める。

2023年製作/119分/G/イギリス
原題または英題:Kandahar
配給:クロックワークス
劇場公開日:2023年10月20日

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映画レビュー

3.5地形を駆使したアクション、人間ドラマ、複雑な勢力図に見応えあり

2023年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

この映画は冒頭でイラン核施設の爆破工作という只事では済まされない設定で緊迫感を醸成しつつ、そこからは一転して地道な逃走劇がスタート。アフガニスタンのカンダハルにある軍事基地まで、見渡す限りの荒野地帯を初老の通訳者とともにひたすら横断していくわけだが、そこでは冒頭の(安易とも言える)設定からは想像できないほど、様々な勢力が入り乱れ執拗に手を伸ばしてくる。敵味方を明確に区別することなんて不可能で、相手の出方を一つ読み間違えばそれは死に直結。このカオスな状態の中、フィジカルな死闘を繰り広げるのはジェラルド・バトラーの役目だが、一方、言い知れぬ悲しみを抱えた通訳者の、人間としての尊厳や譲れぬところは譲れないとする一本気な信念が物語に厚みをもたらす。砂漠に押し寄せる波のような軍事車両の動き、地形を駆使した攻防戦も他作品ではあまりお目にかかれない臨場感に富んだ仕上がり。予想以上に見応えある一作だった。

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牛津厚信

3.5戦争とは

2024年9月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

戦争や紛争に対して考えさせられました。 「この国は一つにならない」という言葉が、一番印象に残ってます。 最後の副長官は、かっこよかったです。

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たけお

2.0通訳との会話

2024年9月7日
PCから投稿

怖い

難しい

通訳と主人公の会話がとても心に響いた。実際そういう風に現地の人は思っているのだろう。映画の内容は勢力関係が難しく良く分からなかった。いつになったら争いがこの地から無くなるのだろう。やはり石油とかそういう利権があって、外国勢がしゃしゃり出てきて複雑化しているのだろう。気の毒だ。

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見聞

3.5元CIA職員による脚本が真面目すぎて、自分にはどうも合わなかった。

2024年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

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共感した! 12件)
Kazu Ann