劇場公開日 2024年2月23日

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落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全310件中、141~160件目を表示

4.5疑心暗鬼の不安

2024年3月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

真実を知るのは被告の妻だけ。彼女の証言は真実なのか?母親が有罪なら盲目の息子はひとりきりになってしまう。彼の証言に偽りはないのか。彼は母親が犯人でも許す事に決めたのか?あと名優のワンちゃんがすばらしい。

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t.ao

4.5事故❓他殺❓自殺❓

2024年3月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しいかと思ったけど面白かった〜😁。
一応念のため昼寝を少ししてから鑑賞。
前半の中盤あたりに眠くなりかけたがなんとか持ち直し、そこからは「どうなるのかな〜❓」と思いながら最後まで鑑賞出来ました(笑)。

母と子の物語というか父の死から、事件なの❓事故なの❓を追及する感じのような内容でしたね。
終始どっちなんだ❓と思いながら楽しめましたね。

途中で夫婦喧嘩の音声を聞くシーンで回想に入って見ていたら、ついつい自分と照らし合わせてしまいました(笑)。
元妻(離婚したので)との言い合いをしていた時は相手からワーって色々言われて自分は寄り添ってるつもりだけど相手はそうとらえてない事(自分ばかりがやってみたいな)ふうに言われた時は同じように話し合おうとしましたが相手からそれすら拒否られて、結果積もり積もって離婚になったのですが…(笑)、私は逆に包丁持ち出された事もあったりなかったりなのでやっぱりもしかしてとも予測させられるというかなんか自分でも考えさせられたシーンでした💧こんな書き方したらあかんかったかな💦とりあえず思った事書きました😢(でも今は一人を満喫しているのでそれを活かして次の方を見つけていきたいですね(笑)好きな映画もたくさん見れるし)。

話がそれましたが、とりあえずそれぐらい考えながら見入ってしまうほど面白かったですね、カンヌも納得です👏。

ダニエル役の方とワンちゃんの演技は素晴らしかったです、裁判官に次は聞くのが辛くなるから参加の打診というか来ない方が良いと言われるがダニエルの意思で参加を決めるなど、母に対する思いや父に対する思いも十分に感じる演技でした。
ワンちゃんもアスピリンを食べた後の演技も凄かったなー、実際に何かは使ったのかな❓と思えるぐらいのワンちゃんの名演技でした、家族との(特にはダニエルだが)やりとりに可愛いく感じました☺️

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アスカシン

2.5難しい風味の雰囲気サスペンス

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

サスペンスとはなんぞや。
その意味を調べてみたところ、元は“宙ぶらりん”を意味し、転じて不安や緊張を抱いた心理を描く作品との事。分かりやすく言うと、ハラハラドキドキが続くって事らしい。
で、これはサスペンスかと言うとちょっと違う。
強いて言うならそう、夫婦喧嘩の成れの果てに起きた事件の、裁判傍聴日記。
誰が殺したのかの真相解明はどこか遠くにうっちゃられ、珍しくもない夫婦の真実の姿を延々と暴露する謎の弁論大会。
みんな小難しい顔して小難しいこと言いながら、大して中身あること言ってない。
何か大事な真実が隠されているのでは?!と思わせて、全然無い。ただ夫婦仲が良くなかった。それだけ。でもそれも、最初からだいぶ分かってました。だからそんな勿体ぶらなくても…。
フランス語と俳優の眉間の皺と法廷の雰囲気に包まれた、雰囲気産業映画だった。

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uru

3.5男女の立場が逆転しているところが現代的か?

2024年3月9日
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悲しい

知的

難しい

一昔前なら、亡くなった人が女で、疑われる人が男だっただろう。カンヌ映画祭パルム・ドールでアカデミー賞にも5部門でノミネートされている作品なので、期待が強すぎだせいかもしれないが、驚きはなかった。従来はミステリーといえば、英米のイメージが強く、フランス発なんてと以前は思っていた。だが、「このミステリーがすごい 2015年版」で、「その女アレックス」が1位になってから、そうでもないと考え直すようになった。また、先日第4シーズンの放映が終わったばかりのテレビドラマ「アストリッドとラファエル」も毎回唸らされてばかりで、大好きだ。だが、私にはこの結末は物足りなかった。ラスト近く、どんでん返しがあるのかなと妄想したくらいだ。安っぽいのは嫌いだが、想定内の結末でがっかり。確かに、夫婦間の役割分担や、息子の事故に対する思い、小説のプロットの話、息子自身の実験など退屈だったわけではない。だが、世間で言われているほどは、私は評価できない。

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瑞

3.5リアルすぎて、胸にしみる

2024年3月9日
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泣ける

悲しい

怖い

フランスで人気だときき、観てみた。
すべてがリアル、、、夫婦のリアル、移住のリアル、家族のリアル。事故か、自殺か、殺人か。
最後は、物語の最後として、またあまりにリアルで泣けた。フランスでウケるのはわかる気がする。しずかで深い、胸に染みた。

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はち

3.5一風変わった家族ドラマ

2024年3月9日
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ユナイテッドシネマ浦和にて鑑賞🎥

自分にはビミョーな映画に見えた🤗
序盤は「お~、男が転落死して自殺かもしれないが他殺の可能性もあるのか…」というあたりは面白くなりそうな気配があったが、裁判ものになっていく。裁判で語られる過去の出来事は過去映像挿入。

犬を散歩させている視覚障害のある少年。彼は父親が死んでいるのを見つける。転落死のようだ。しかし、頭には転落する前に傷つけられたような痕がある。自殺か他殺かわからない。不審死であるが、夫の妻であるベストセラー作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけられ、裁判となる。
裁判では、夫婦の秘密や嘘などが披露されて、一風変わった家族ドラマになっていく。

決定的な物的証拠が無い状況で繰り広げられる裁判。こういう裁判映画は日本映画にもある。若尾文子の『妻は告白する』も…(^^)

ただ本作、観ていて興味をそそるような展開にはならず、ハッ!とするようなところも殆ど無いが、裁判所でのツルツル頭検事がインパクトあり。

アカデミー賞獲るかどうかは結果待ちだが、こういう変わった映画が受賞することもあるので獲るかも…😁

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たいちぃ

4.0このタイトルはいかがなものか?

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

「落下の解剖学」

邦題を考える人がひねったのかと思ったら
原題も同じでした

映画の内容的に

解剖学がもう少し頑張って
死因を突き止めてあげれば

法廷闘争にもつれること
なかったんじゃないの?

と考えてしまいました(*´-`)

しかしながら
法廷ドラマとしては
手に汗握る
とても面白い展開でした

オスカーあげても良い出来だと思います

映画のタイトル
内容がストレートに伝わるものであれば
もっとよかったのに…

と素人ながらに思ってしまいました

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HIDE

4.5邦題はなんかちょっと違う気がする。

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

タイトルから死亡事故の真相を突き詰めるストーリーかと思ったが予想とは違った。
裁判の傍聴席はこんな感じなのだろうかと思えるぐらい緊張感がありとても良かったです。
弁護士・検察の両名の演技が素晴らしく思いました。
ラストの真相は視聴側に想像を委ねると言う意味なのか、少しモヤっとした。

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はまぐりの短い感想文

4.0一筋縄ではいかない作品‼️

2024年3月9日
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悲しい

怖い

幸せ

ある雪山の山荘で父親が転落死。視覚障害を持つ息子が発見、夫婦関係がうまくいってなかった母親が容疑者として起訴される。果たして自殺か他殺か・・・⁉️この作品は一筋縄ではいかない‼️誰が真犯人なのかとか、どんな殺人のトリックがとか、そんな事はまったくこの作品にとっては重要ではない‼️夫婦はもちろん、親子、あげくは検事や弁護士、裁判長に至るまで、噛み合わない人間性がテーマなんでしょうか⁉️価値観、倫理観、道徳観の違い、さらには妬み、嫉妬、羨望といった様々な感情が絡む、現代の人間関係を象徴しているかのような作品ですね‼️

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活動写真愛好家

4.0パルムドールも納得の怪傑作

2024年3月8日
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知的

難しい

ポイントは3つ。

【1】タイトルの秀逸さ
『落下の解剖学』というタイトルそのものが、本編のサスペンスを紐解くキーワードになっている点が素晴らしい。
観終わったあとにタイトルを見直し、そういうことだったのかと感嘆のため息が自然と出たほど。
 「何が落下し、どう解剖される」のか?
 そして「何が解剖され、落下していく」のか?
作中でそれらが詳らかになるたび、心臓をキュッと掴まれ、引き込まれていく。

【2】ザンドラ・ヒュラーのサイコパスな演技
物語のコアは、主人公サンドラが夫を殺したかどうか。
つまり、サンドラがシロかクロかで物語が引っ張られていくのだが、
サンドラ役ザンドラ・ヒュラーの芝居が圧巻すぎてラストカットまで「この人はこの期に及んでもまだ嘘をついているかもしれない」と疑心暗鬼にかかってしまう。
黒いヴェールを一枚被ったような、決して本心を見せないザンドラの不気味な芝居。
これを観るためだけに本作を観る価値があるといっても過言ではない。

【3】考察し放題な脚本
サスペンス好きが喜びそうな考察の隙間があちこちに意図的に散りばめられており、一応の結末は提示されるものの、視聴後に「いやあそこはこうで……」「これはこういう理由で……」と考察し放題。
作中唯一の癒やしである可愛い愛犬スヌープにすら、疑惑かけ放題という懐の深さ。
脚本と演出が秀逸すぎる。

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コンプライアンス まもる

4.0いかにもカンヌでパルムドールらしい映画

2024年3月8日
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もう少しサスペンスかと思ったが、基本法廷劇。裁判の過程で明らかになる、夫婦の実態が強烈。弁論の応酬は見ごたえがあった。白か黒かではなく終わるので、イマイチすっきりしない。
いかにもカンヌでパルムドールを取りそうな映画だった。

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ファランドル

3.5テープ

2024年3月8日
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悲しい

知的

みなさん既にすばらしい文章で、解説してらしゃるので私が語るものは何もないですが、
少年の為現在地がわかるように張ったテープがカギになると思ったのですが裁判の中ではその後問題にならなかった、誰か解説してください
もう一つ原題の直訳に近い「落下の解剖学」とのタイトルの付け方にみなさん賛が多いが、わたしは「落下の分析学」ではいけないのかな?とおもった。

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syouganeko

3.0夫婦の解剖学

2024年3月7日
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悲しい

寝られる

今日、二度寝までして臨んだのに、二度寝してしまった。多分。余程の体力気力を備えなきゃついていけない。終わった後も疲労感でぼーぉっとしてしまった…

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印刷局員

4.0都合の良いカタルシスを排除をした秀作

2024年3月7日
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鑑賞方法:映画館

山小屋の2階から落下した夫の死体、
容疑者は妻、唯一の証人は盲目の息子。

巧妙なサスペンスを予想したが
物語は公判を通して
家族の真実を深く抉り出していく。

他人が家族を理解することは出来ない。
真実は常に複雑に入り組んでいる。

都合の良いカタルシスを排除したからこそ
素晴らしい。

夫婦喧嘩の圧倒的な迫力が心に突き刺さる。
出演者の演技が犬に至るまで素晴らしかった。

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辻井宏仁(放送作家)

4.0退屈さに慣れる必要あり

2024年3月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

ほぼ自宅と法廷のシーンだけで展開されて絵がわりも無く、派手なシーンもほぼ無く、説明と会話が延々と続く。
ワード数もメチャクチャ多く、フランス語ネイティブ以外は字幕を追い続けるのが疲れる。
全体的な雰囲気はいかにもフランス好みの退屈な人間ドラマ・・・
という印象だったけど、鑑賞後に1人で色々考えてしまう幅のあるメッセージ性を感じた。
この家族が抱える問題は日本でもありえるシチュエーションで、夫・妻・子供全員に感情移入出来るところがある。
安易に弁護士とのラブストーリーにせず、人間の心理にフォーカスしたところも見事だし、最終的に本当に夫の自殺だったのかを確定させる演出が無いのが素晴らしい。

ただ、他人に積極的に勧めるかと言えばちょっと難しい。

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Annex

4.5さすがパルムドール

2024年3月6日
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これほどずっと法廷劇とは思ってなかったが、さすがパルムドール!2時間半まったくダレ場なくずうっと惹きつけられる。
法廷で新たな要素が明らかにされる毎に、観客の予想(?)も有罪になったり無罪になったり陪審員と同じ経験だし、最終的には実際の裁判と同様にただ受け入れるしかないあたりもね…
途中で時間的なジャンプもあり、そこでの変化というのもありそうだしで、考察しちゃう面白さ。
役者はやっぱり全員素晴らしいが、特に子役と犬!犬には最優秀助演犬優賞をあげたい!

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ぱんちょ

4.0真実は気にならなくはないけれど

2024年3月6日
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この物語は夫婦の問題が浮き彫りになる中で、子どもが葛藤し、自分の道を選んでいく成長物語だったのかな、と私は思いました。

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ほりもぐ

4.0夫婦の問題は当人にしか分からない

2024年3月5日
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至極当たり前ですが、そう言うことかと。独善的な精神科医を黙らせたのは、観ていて痛快ではありました。

さてこの裁判は、疑わしくはあるけど、ほぼ状況証拠のみで物的証拠は血痕だけという、そもそも無理のある起訴。検事も主観ばかりのヌルい揺さぶりしかかけられず、被告の反論を許して逆に黙り込んでしまう始末。これを有罪に持ち込むのはほぼ無理だなーと言うのは観ていて大体分かります。つまりこの裁判はその行方は割とどうでも良くて、裁判を通して両親の隠しておきたい部分を無理なく、詳らかにするための方便なんでしょう。夫婦の秘密をほじくり返して、子供の前に曝け出す残酷さこそがこの映画のキモ。子供は、小さいうちは親をある時期までアイドルのように偶像化しているものだけど、大人になる過程で親も完璧ではなく、ただの人間だったのだと理解していくし、自分はセックスの産物だったのかと驚きながらも受容していく。それをこの映画は、一足飛びに息子くんに見せ付けます。それは本人が望んでいた結果とも言えるかも知れませんが、その意味を本当に理解していたかは疑問ですよね。親への愛情に応えたい自分、それ故に目を背けることも出来ず、親への信頼や愛情が壊れてしまうかも知れないと怯えていますが、その辺もよく描けていたのではないでしょうか。ホント悪趣味だなー(笑) でもラストは立派に自分の果たすべき役割を務め上げていましたね。良い映画だったと思います。

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HAL-9000

4.0夫婦で子供を育てるということの真実かも

2024年3月5日
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知的

あまり予備知識なく鑑賞した。観終わって、この監督と脚本家が既婚なのか、子育て経験者かが気になった。結果、子供がいるパートナーの映画監督ペアの脚本と知って、とても納得。
夫婦生活のリズムは子育てを機に大きく変質するものと経験的に理解できるから、迫真の事故前日の夫婦喧嘩シーンのリアルに圧倒された。そしてそのすれ違いが他者には絶対に理解できない全てのパートナー同士のそれぞれの距離感に置いて発生すること、そこには他者の善悪の物差しでは絶対に測れない正義などがあることがすごくライブに表現されていると感心しました。俳優さんの演技も素晴らしかったと思った。
気になったのは検察側の毒々しさ。これがフランスの実際の法廷のやり取りに近いのかもしれないけれど、少し悪意が多めに感じられ、米国の法廷モノの演出濃いめの弁護士のようだと思った。
でも社会派映画として見応え十分でしたし、私は上映時間が長いとは感じませんでした。
レビューの評価が思っていたより低くて意外。
チャンスがあればもう一度鑑賞して夫婦喧嘩のやり取りをじっくり聞いてみたいと思った。

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Toshiya

3.0子供と犬まで芝居上手い!

2024年3月5日
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知的

寝られる

とても面白かったんですが、山荘と法廷シーンがほとんどで150分は長かったです。子供含めてすごい演技なんですがもう少しコンパクトで良かったかな。

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tomクルー