劇場公開日 2024年2月23日

落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全253件中、221~240件目を表示

4.0小説一冊読み終えたような感覚

2024年2月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

観る側それぞれが、ある結論を持って鑑賞したのではないでしょうか。
それにより見方の変わる映画だと思います。

それにしてもなかなか痛快な法廷劇でした。
あれがフランスの裁判所の姿なら、毎度傍聴希望者殺到です。

私にとっては久々に余韻の強い映画です。
ついつい映画の場面を思い出しながら検証してしまっています。
あのテープ、貼り換えたのでは?とか。

しかし、日々の会話を録音されたら、私も即容疑者Aです。会話なさすぎて。

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モリコ

3.0家族劇です

2024年2月23日
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悲しい

寝られる

観る前は奇抜なミステリーを期待してましたが、その予想と違って法廷で明らかにされて行く家族のドロドロした問題がテーマでした。
映画はほとんどがフランス語、そして苦手な密室法廷劇なので字幕を終始追わなければならず観ていて疲れる、特に前半は苦痛で退屈で睡魔との戦いだった。
しかし後半はサンドラ・ヒュラーの怪演に圧倒されて少しは楽しめたかな。
フランスの雪山が舞台だけどその風景を見て、シャモニーでスキー三昧なリゾート生活を楽しみたいな〜と、映画とは無関係な事を妄想しながら観てしまった。
正直、今年観た中で一番退屈な映画です。

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じゅんぢ

3.0この主題はやり尽くした感

2024年2月23日
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鑑賞方法:映画館

オープニングが圧巻だよね。綺麗な映像で描写して事件が起きる。
それでタイトルまで静止画でつなぐけど、その静止画(写真)のレベルが高い。
映像に気を使う監督なんだろうなと思ったよ。

圧巻なのは、ここまでって感じだったんだよね。

「実験は間違えない。間違えるのは我々が与える考察だ」と著名な科学者が述べたという話を聞いたことがあるんだけど、この作品の主題はそれに近いと思うの。
実験結果だけあっても、どうしようもないんだよね。それに考察がつかないと。それで考察するときに間違えることもあるの。

この作品でも、事実は出してくるんだよね。でも、その事実を並べるだけでは何も分からない。
だから色んな人が、その事実を解釈して因果関係をつけようとするんだけど、本当のところは誰にも分からないね。
主人公が殺したか殺してないかは、主人公だけが分かるの。仮に殺してないとして、では旦那が事故で死んだのか自殺で死んだのかは、厳密には死んだ旦那しか分からない。
なのでいくつかある仮説から、信憑性が高いと思うものに決めるしかないね。
ということを、二時間かけて述べる作品かなと思ったの。

それでも、人が不審な死に方をしているから、決着をつけないといけない。
「国家は不審死は看過します」となったら、不審死に見せて殺す人が出るから、国家が混乱するからね。
なので裁判やるね。
それで裁判は、真実を明らかにする場ではなく、ディベートで結論出そうという場なんだよね。
そこが描かれてる気がするの。

裁判って「誰かが罪を犯したら、誰かがその罪を贖わなくてはならない」って考え方だと思うの。罪を犯した人と贖う人が同一なのが最善だと思うけど、国家の安定考えたら、別に同一じゃなくてもいいんだよね。全体の安定のためにある程度の個人の犠牲はやむを得ないという考え方。
そんなのに巻き込まれたら大変だから、ディベートで勝てるように弁護側がんばるの。

夫婦間の事情では、奥さんをバイセクシャルにしたり、ジェンダーの役割を逆転させたりといった工夫もあるんだけど、どの主題も既に語られている感はあったな。
色々と盛り込んで面白くまとめたのはすごいと思ったけど、それ以上のものはないと思ったよ。

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Scott

4.0自殺?事故だったのかも

2024年2月23日
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鑑賞方法:映画館

夫の死因について疑われる妻。夫婦の口論のシーンはリアルで面白かった。お互い許せない部分があった。でも殺したいと思う程ではなかったのでは?怒りを爆発させる夫が自殺するような鬱だった?
いつも息子を見守る犬が、母親にも優しい存在で癒された。

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Olivia

4.0何を信じるかはあなた次第

2024年2月23日
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"人間"を炙り出す家族ドラマ in 法廷モノ=求心力のある法廷家族ドラマ。裁判で肝心なのもストーリーテリングで、一種の"ショー"。そして、本作は視点を変えるとカミングオブエイジ成長モノでもある。
"信頼できない語り手"的な主人公と視点人物となる息子。脚本監督ジュスティーヌ・トリエと主演ザンドラ・ヒュラーの力で引っ張られる、幾分か長すぎるが。夫婦間のパワーバランスに創作や表現できる者とできない者の差、夢で飯を食えない凡人。"子は鎹"ならぬ子は邪魔?いやいや、家族は"赤の他人"ではないが、結局のところやはりただの他人だということを痛感させられるようだった。
真実は一つ、事実は人の数だけ。先入観は禁物だが、物事(世の中)は残酷なほど主観で回っている。個人の感じ方と選択に委ねられた十人十色それぞれの"事実"、その曖昧さ。そこから何を選び取るか?疑いの目と決心。"人生は選択の連続"だとよく言うが、白にも黒にも転ばない灰色の世界を"己の正義"でどちらかに決めきる。少年はそうやって煮えきらない思いを抱えながら、また一つ世界を知っては大人に近づいていくのか。捻りのきいたプロットにある程度予想のできる形の落とし所ではあるが、真実は闇の中…。
"性差"。主人公がバイセクシャルという設定に、ネチっこくてどこか前時代的な"オカマ"っぽさも感じさせる検察官。最近の作品で言えば、同じく今回のアカデミー賞はじめ賞レースに絡んでいるブラッドリー・クーパー監督主演によるNetflix映画『マエストロ』を思い出した(そして更に同じ方向で引いて考えれば『TAR/ター』も?)。つまり、表現者であれば"芸の肥やし"として浮気(不倫)も許されるのか、と。そして、いい言い方ではないが、その中で同性愛も時に利用して。

ピアノ
彼は構想ばかり
勝手に関連作品『マエストロ』『TAR ター』『羅生門』

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とぽとぽ

4.0設定ひとつでこれだけのものが作り上げれる

2024年2月23日
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あらすじにあるように、
旦那の死、疑われる妻。同居人は視力が低い息子と犬のみ。
この設定だけでとても見応えのあるものが作られていた。

余計なものを削ぎ落として削ぎ落として作られた印象で、無駄なものがないから、裁判の行く末にフォーカスして映画にのめり込むことが出来た。

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モトコ

4.0愛犬スヌープ

2024年2月23日
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鑑賞方法:映画館

「裁判は真実を明らかにするものではない」それは解っていても、法廷物の映画やドラマを観ていてその「真理」を巧みに利用している作品に出合うと心が奪われます。
当然、ネタバレは絶対に許されないので書き様に悩みますが、私、結構女性作家や監督の作品の「物怖じのないストレートな感じ」が好きで、本作のジュスティーヌ・トリエ監督、私この方の作品初鑑賞ですが、登場する男性たち(対象複数)に対するキャラクター設定や演出に若干の意地悪さを感じ、それがまた芯を喰っていて(男の私も)むしろ気持ちがいいです。
本作、導入から不穏さを感じさせる状況から始まり、その後に「事(こと)」が起こります。目撃者もなく、物的証拠に乏しいことから疑いをかけられるザンドラ(サンドラ・ヒューラー)ですが、それは鑑賞者から見ても怪しく見える言動が「彼女に対する第一印象」のため、起訴されて裁判に掛けられるところまでは「至ってよくありそうな展開?」かと高をくくりそうになります。ところが、撮影方法なのかそれとも編集なのか、なんだか違和感を感じさせる映像が不意に挟み込まれたりの微細な演出は、あたかもサンドラの心理的な緊張感や動揺が伝わってくるように感じますし、また巧みな脚本はそれぞれの「主観」を交えることで、いつしか反転して「冤罪」を疑い始めている自分に気づくシームレスさにとても夢中になります。
また、本作非常に「重要な役割」を果たす愛犬スヌープが本当に素晴らしい。帰宅して調べればなんとこのメッシ君(ボーダーコリー)、本作でパルム・ドッグ賞(カンヌ国際映画祭で優秀な演技を披露した犬に贈られる賞)を受賞していると。「さもありなん」と納得します。そもそも、作品始まって最初に顔が見えるのもスヌープですから、やはりこういうところにも監督の緻密な計算を感じます。
上映時間152分と、尻込みする方もいらっしゃると思いますが、とても見応えがあり決して「長い」とは感じません。お勧めです。

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TWDera

3.0「40にもなって…」は言うたらアカン!

2024年2月23日
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なんだろう、期待し過ぎていたからなのか?
終わってみれば、普通の映画。

なんか、とんでもない秘密が隠されているのか?
最後に、「あっ!」と言わされる何かがあるのか?

などと期待しなが見ていたら、スンと終わってしまったよ。

しかしながら「40にもなって」云々は、絶対言うたらアカンかった。しかも、成功してる妻から言われるなんて、、、

あんなの、言葉の凶器やで。

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ただの映画好き

3.5真実の行方

2024年2月23日
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友人に激推しされて鑑賞

破綻に向かう夫婦関係の中で起きた夫の死を巡り、自死か妻による殺害かあるいは事故かを明らかにしていく法廷ミステリーでした

久々にストーリーと役者さん(&犬さん)の演技だけで魅せる上質な映画を観たというのがまず最初の感想
映画的な要素(視覚効果や音響)が少ないからかエンドロールも短かった

タイトルからは科学的なアプローチを想起させられましたが、心理面での交錯が印象的
法廷ものという事で1996年の「真実の行方」を彷彿とさせましたが、家族関係というテーマを内包させ、夫、妻、息子、その他の方、誰の視点で観るかで景色が変わる描き方がアカデミー賞脚本賞ノミネートの所以ですかね

緻密な構成に加え、英語と仏語が入り混じる2時間半のため疲れている時に観るのはあまりオススメしません⚡️

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KEN

3.5子供と犬の勝利

2024年2月23日
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知的

法廷ものだけど、真相に迫るというより、主人公の私生活が晒されていくという方が多くて、裁判って怖いなと感じた
法廷シーンが多くてセリフも長いから序盤から集中してたけど、続かずに途中ウトッとなった🥲

大人の知的な演技も良かったけど、子供と犬の勝利では👏👏👏

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NOSTOS3

4.0期待値ほどではなかった

2024年2月23日
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落下(した夫)の(心の内を)解剖(し、残された妻子はそれを)学(び理解する)

一般的な見方をすればそうそう作品

しかし、私は、ダニエルはほんとは目が見えたんじゃないかと考えました。犬と散歩してる姿はとても盲目とは思えず、アスピリンを犬に飲ませる件もそうだし、母親寄りの証言といい、犬が最後に母に添寝しているところを考えると、どうも3人、いや2人と1頭の共犯とも考えられる。弁護士はその流れをすべて知っていて、法廷での無音のヒソヒソ話も合点がいく。

落下(した夫は3人)の(策略にはまり殺され、司法)解剖(されても不審死としか判定されないように3人は)学(習しその成果が出た)。

って見方をすると、弁護士はアレンジャーかディレクターの役割で、3人に絡んでくる。

私は殺していない
そこは重要じゃない

この母親と弁護士のやり取りが全てでダニエルが盲目ではなくて父親を転落死させた実行犯と考えれば話は変わってくるんじゃないだろうか

だけど、演出が地味なんだな~ぁ、これが
効果音もないし、意味深過ぎて伝わりにくい。

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ちゆう

3.0どんでん返し 期待したけど

2024年2月23日
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ダニエルくんとワンちゃん

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たつじ911

2.5落下の解剖学 真実がどうかと言うよりも真実や結論を求めるまでの過程...

2024年2月23日
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落下の解剖学

真実がどうかと言うよりも真実や結論を求めるまでの過程を追う難しさ、大切さ、そして楽しさなんかも与えてくれる作品と感じた。
夫の死により本来は見えなかった部分、見ようとしなかった部分なんかも明らかになっていく過程、そしてこの作品の様に答えが明確にならない事案、確固たる証拠がない事案も自分の中にある固定観念がどこか答えを求めようとする稚拙さを擽られるよう作品であった。

個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
5 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
6 アクアマン/失われた王国 4.5
7 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
8 異人たち 3.7
9 ミツバチと私 3.6
10 コヴェナント/約束の救出 3.0
11 僕らの世界が交わるまで3.0
12 カラーパープル 2.9
13 弟は僕のヒーロー 2.8
14 ジャンプ、ダーリン 2.5
15 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
16 マダム・ウェブ 2.3
17 落下の解剖学 2.3
18 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
19 哀れなるものたち 2.3
20 ボーはおそれている 2.2
21 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
22 瞳をとじて 2.2
23 ゴースト・トロピック 2.2
24 葬送のカーネーション 2.2
25 Here ヒア 2.1
26 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
27 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
28 VESPER/ヴェスパー 1.5
29 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5

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ego

4.0中身が感情の絡み合いなれど、作品そのものは非常に冷静な現世の写し

2024年2月23日
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知的

難しい

嘘や隠し事も意図せぬ出来事で露わにされてしまう・・・ちょっとした秘密や恥部さえも許されないのか・・・でも自分がどんなに辱めを受けようとも、何事に対しても誠実であれば何とかなるのかなぁ・・・とても大変だけど─とまぁ色々と考えてしまった気がします。
サンドラ・フラーが素晴らしかったです。あらゆるエモーションがにじみ出ているといった印象で、かなり泣けました。
あの賢い犬もとても効果的だったと思いますが、ちょっとずるいような・・・でもあんなスマートならたくさん使いたくなる気持ちも分からないでもありません。でも、あのガキ何さらしとんじゃい!と思ったりもしたので、だから尚更ずるいと思った次第。
人生いろいろと大変だけど何とか完走していきたいものですね・・・などと今でも思考が巡っています、とくに接点がある話ではなかったのですが、他人事とは思えないわけで、なかなか巧みで秀逸な作品だったかと─。

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SH

5.0解剖されたのは、家族関係

2024年2月23日
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 あの切り札証言で勝負あった。って感じだけど、自分の心証を覗いてみるとどうも釈然としない。
 疑念を抱かせる微妙な表情をするザンドラ・ヒュラーの演技力と、英語とフランス語を巧みに切り替えるシナリオに惑わされてしまう。

 真実を解き明かすことがメインテーマではなく、夫婦間や親子間の心の揺れ、ひいては家族のあり方を解剖することが主題に感じる。
 とは言っても、裁判シーンは見応えがある。法服を着た1厘刈りの検察官、この人の舌鋒が鋭くて、被告人であるサンドラに殺意があることを参審員に印象付ける。
 守る側の弁護士は、ウェーブがかかった髪にスーツを着こなしているハンサム弁護士。検察官の攻撃を冷静にかわしながら、サンドラをがっちりガード。どことなくアラン・ドロン感がある。シーソーゲームを繰り返しながら、いよいよ判決。

 観た人はわかると思うけど、ダニエル役のミロくんがとんでもなく上手い。交通事故で、幼い頃に視力を失った少年の役なんだけど、耳にしたくない両親の負の部分を裁判で聞かされた時の困惑した表情のリアリティがすごいというか、守ってあげたくなる。

 夫婦喧嘩の最中にサンドラが夫を責める回想シーンがあるだけど、どうしても夫側で見てしまう。サンドラの芯を食った言葉が夫のハートを直撃し、追い打ちをかける体重の乗った言葉に夫のプライドはズタボロ。ホントのことを言うのは、やめてあげて。トドメはささないで。いつぞやの自分と重なって、胃がキリキリする。

 夫婦で鑑賞したら、気まずくなること間違い無しの作品でございます。

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bion

3.5ヨーロッパ言語

2024年2月23日
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泣ける

悲しい

怖い

質問は フランス語で 英語で答える日本語の字幕を見る 不思議な経験だった

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kubonbich

4.02人で見れば終わった後の話は盛り上がります

2024年2月23日
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公開初日、祝日で映画館が混んでて最前列
字幕が大き過ぎて読むのが大変 T T

法廷モノで淡々と話が進みます。新たな事実
が次から次へと・・

2時間半は私にはヤヤ辛かったかなーー
席も良くないし

面白かったですが、期待したほどでも
もちろん見て損は無い映画レベル
好き嫌いが分かれる映画なのでしょうか

2人で見れば終わった後の話はかなり
盛り上がり必至だと思います
(私は1人だったので誰かと話したーーい)

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Leojiji

5.0良かった。

2024年2月23日
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ストーリーが凄く良くて楽しめて良かった。
出演者のほぼ皆演技が素晴らしくて良かった。

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tatsu tatsu

4.5サンドラ・ヒュラー

2024年2月23日
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鑑賞方法:映画館

今週の月曜日、吉祥寺で映画を見たあと、昼食で寄ったお店にイヤホンのバッテリーを忘れてきてしまった ヤッチマッタナ~

仕事終わりに吉祥寺で映画を観る予定をムリヤリ入れ、まずはバッテリーを回収せねば💨

店員さんの親切な対応に感動しつつ、時間を埋めるために富士そばで一杯のかけそばを←昭和〜⤵️

これがいけなかった😲

案の定、前半寝落ちである💤 オレノバカ!

後半、気合を入れ直し、ガン観ですよ❗オリャー!

この主演女優さんのサンドラ・ヒュラー、「ありがとうトニ・エルドマン」で観たときから個人的に好きな顔なんですよネ~

「希望の灯り」も観たとき、「あっ!トニ・エルドマンの人だ❗」と⤴️

この方アカデミー賞にもノミネートされており、かなりの実力派らしいです

話自体はよく理解できなかったけど、「また、会えたね❤️」と、今日も一人、井の頭線に乗り帰宅する天皇誕生日デシタヨ オワリ!

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うんこたれぞう

4.0言い切れないもどかしさ

2024年2月23日
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サンドラの描き方がとてもいいんですよ。模範的でも完璧でもない女性(母親)で。最初の学生がインタビューに訪れたシーンからして、ちょっと人をおちょくってる感じで話を逸らしたり、愛想もそんな振り向けない。息子のことは愛していていろいろ考えているけど、べったりという感じもなく、まずは作家としての活動に力を注いでいたり。裁判でのあのなんとも言えない戸惑ったような表情もいい。あと、裁判で明らかになった夫婦げんかのシーン、夫のいい分も妻の言い分もお互い嘘ではないだろうけど、それぞれ感じてることがこうも違うのかというくらい噛み合わなくて、男女のズレが鮮明に見えて面白かった。このケンカで言った言葉も怒りに任せて出てきたものもあるだろうし、前後の文脈も本人以外は分からないし(本人たちでさえもうそこに至るまですれ違ってるし)、このハッキリと断定できない曖昧な感じもこの映画の良さかなと。

法廷シーンは検察側の誘導尋問にイラついたけど、フランスはあそこまで自由なのか?と思うくらいペラペラ言いたい放題だった笑 見えてるもの、証言されることは全体の一部でしかないけど、その一部から事実を明らかにする必要もあり、そこのズレやもどかしさ、視点の違いが長い法廷シーンでじっくり味わえる。
視覚障害の息子と犬の演技も見どころ。最後はなるほどそうきたかという感じ。

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mono