劇場版ブルーロック EPISODE 凪

劇場公開日:

解説

講談社「週刊少年マガジン」連載の人気サッカー漫画を原作に、「ブルーロック(青い監獄)」に集められた300人の高校生FW(フォワード)が世界一のストライカーを目指して戦う姿を描くテレビアニメ「ブルーロック」の劇場版。スピンオフ漫画「ブルーロック EPIOSODE 凪」をもとに、シリーズ屈指の人気キャラクターである天才ストライカー・凪誠士郎の視点からブルーロックでの戦いを描く。

「めんどくさい」が口癖の無気力な高校2年生・凪誠士郎は、W杯優勝を夢見る同級生・御影玲王にサッカーの才能を見いだされ、彼に誘われるがままサッカーを始めることに。圧倒的なサッカーセンスを発揮した凪のもとに、ブルーロックプロジェクトの招待状が届く。そこで彼を待ち受けていたのは、潔世一、蜂楽廻、糸師凛ら、全国から集められたストライカーたちとの出会いだった。

テレビアニメに続いてエイトビットがアニメーション制作を担い、テレビアニメの副監督を担当した石川俊介が監督を務めた。

2024年製作/91分/G/日本
配給:バンダイナムコフィルムワークス
劇場公開日:2024年4月19日

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(C)金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会

映画レビュー

3.5「ブルーロック」の世界を、主人公を凪誠士郎に替えて最初から体験できる面白い試み。ただ、終盤に近付くほど展開が早すぎるのが課題。

2024年4月26日
PCから投稿

本体の「ブルーロック」では、潔世一(いさぎ・よいち)という高校生が主人公ですが、「ブルーロック EPISODE 凪」では、凪誠士郎(なぎ・せいしろう)という高校生が主人公となっています。
つまり、「ブルーロック」の世界を、主人公を替えて最初から体験できる面白い試みと言えます。
本作は、サッカーの世界をリアルに描こうとしていますが、作品の都合で、良いところ取りをしている面があるのは目をつぶる必要があるでしょう。
例えば、本作の主人公の凪は、極度の面倒くさがりやで、「ゲームと睡眠」にしか興味がないようなタイプ。
「動くのも面倒くさい」という高校生が、最初の状態から筋肉バキバキであるのは不自然なのですが、これは「究極の時短が行なわれている」と理解しましょう。
とは言え、本編91分という尺で描き切ろうとしているため、終盤に近付くほど展開が早すぎて、全体を理解するには「本体」の理解が必要そうです。

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細野真宏

4.0潔(いさぎ)と対照的な凪を主人公に劇場版をキックオフする巧みな戦略

2024年4月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

「ブルーロック」の原作漫画は未読ながら、2クール24話構成のテレビアニメは放送時に毎週予約録画で観ていて、次回が待ち遠しい大のお気に入りだった。「世界一のストライカーになるため、誰よりもエゴイストになることが求められる」という、従来のサッカーもの、いやそれどころか日本のチームスポーツ系創作物の歴史に照らしても前代未聞で突然変異のような世界観に魅了され、“青い監獄”に集められた潔世一(いさぎ よいち)をはじめとする才能の原石たちがそれぞれのエゴに向き合い能力を開花させていく過程をわくわくしながら見守ったものだ。

さて、その劇場版の第1弾が「EPIOSODE 凪」であることに意外な思いもしたが、聞けばアニメ放送開始の2022年10月より少し早い同年6月から連載が始まったスピンオフ漫画が原作だという。正伝の主人公である潔がサッカーに対して人一倍真摯で情熱的、試練のたびに次第に能力を伸ばしていくのに対し、凪誠士郎は卓越した身体能力の持ち主でありながら冷めていて面倒くさがりで、当初はサッカーの面白さも知らず同級生の玲王にしぶしぶ付き合う形でブルーロックへと導かれてきた。そんな好対照なキャラクターを外伝のメインに据えることで、一次選考の5チームリーグ戦を中心にブルーロックでの戦いをより多面的に描き出すことに成功している。

数次の選考過程で文字通り「昨日の敵は今日の友」になるのも「ブルーロック」のストーリー上の魅力のひとつ。一次選考で凪と潔は敵チームとして、そして二次ではチームメイトとして関わり、互いに化学反応を起こしていくが、劇場版ではとりわけ凪の内面の変化がダイナミックに描かれるのが嬉しいポイントだ。

二次選考の途中からダイジェスト的な駆け足の展開になっているので、漫画もアニメも通らずにこの劇場版を観た人には不満や物足りなさが残るかもしれない。それでも、主要な配信サービスでアニメを鑑賞できることもあり、劇場版で興味を持ったあとに原作やアニメでじっくりその世界観に浸るのももちろんありだろう。テレビアニメの第2シーズン、さらに劇場版の第2作以降もますます楽しみだ。

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高森 郁哉

3.0うまいこと作った

2024年10月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

ブルーロック自体は潔くんが主人公なので、凪を主人公にしたとしても、最後は負けてしまう。
それでもうまく凪視点の展開になって面白かった。

数々のトンデモシュートが飛び交う漫画だが、凪の蹴りながらトラップしてもう一度ボレーするあのシュートが一番イカれていてかっこいい。

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りんちゃん

4.0覚醒した天才が、さらなる高みに挑むまで!

2024年10月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

楽しい

興奮

某番組のブルーロック芸人を見て、俄然興味を持ち始めたところへ、本作品のテレビ放映。娘からの推薦もあったため、この際と、一気にTVシリーズを見てみました。
メチャクチャ面白いじゃないですか、これ!
いいところで、第1シリーズが終了し、録画しておいた本作品の鑑賞に至りました。

見事なスピンオフですね~。
凪と玲王、2人の出会いから始まり、本編と同じ時間軸のなか、凪の目線でストーリーが展開していく。
あー、あの場面でこんなふうに思ってたのか、こんなふうに感じてたのか・・・
うまく言葉て表現できませんが、ホンっと面白かった。感動です。
ますます、ブルーロックが好きになりました。

アニメ映画は、日本のお家芸であり、メチャクチャたくさんの作品が作られています。特にTVシリーズで人気が出ると、当然のように製作される劇場版。オリジナルストーリーであったり、前日譚であったり。
本作品のように、同時間軸において、主役とは違う別の目線で、ストーリーが展開するってのも、新たな感じで、今後増えてくんじゃないですかね。

テレビでは第2シリーズがスタートしたんで、こちらも楽しみです。

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ratien

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