サイド バイ サイド 隣にいる人

劇場公開日:

サイド バイ サイド 隣にいる人

解説

坂口健太郎が主演を務め、不思議な能力で人々を癒す青年が自分自身の過去と向き合う姿を描いたドラマ。

そこに存在しない「誰かの思い」を見ることができる未山は、その能力を使って傷ついた人々の心身を癒しながら、恋人で看護師の詩織とその娘・美々と平穏に暮らしていた。ある日、自分の近くに謎の男が見えるようになった未山は、その思いをたどり、遠く離れた東京へやって来る。未山の高校時代の後輩でミュージシャンとして活躍するその男・草鹿は、未山に対して抱えていた特別な感情を明かし、さらに未山の元恋人・莉子との間に起きた事件の顛末を語る。未山は草鹿を介して莉子と再会し、自らの過去と向き合うことになる。

未山の元恋人・莉子を「乃木坂46」卒業後初の映画作品となる齋藤飛鳥、現在の恋人・詩織を市川実日子、草鹿を浅香航大が演じる。行定勲が企画・プロデュースを手がけ、「世界の中心で、愛をさけぶ」などの脚本家・伊藤ちひろがオリジナル脚本と監督を務めた。

2023年製作/130分/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2023年4月14日

スタッフ・キャスト

監督
原案
伊藤ちひろ
脚本
伊藤ちひろ
企画
行定勲
プロデュース
行定勲
エグゼクティブプロデューサー
小西啓介
倉田奏補
古賀俊輔
プロデューサー
小川真司
新野安行
撮影
大内泰
照明
神野宏賢
録音
日下部雅也
美術
福島奈央花
装飾
遠藤善人
衣装
高橋さやか
地紙芽
ヘアメイクデザイン
倉田明美
ヘアメイク(坂口健太郎担当)
廣瀬瑠美
ヘアメイク
吉田冬樹
高品志帆
編集
脇本一美
音響効果
岡瀬晶彦
音楽
小島裕規
音楽プロデューサー
北原京子
主題歌
クボタカイ
助監督
木ノ本豪
VFXスーパーバイザー
進威志
スクリプター
押田智子
制作担当
大川哲史
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(C)2023「サイド バイ サイド」製作委員会

映画レビュー

3.5坂口健太郎が漂い寄り添う癒し系映画

2023年4月16日
PCから投稿

坂口健太郎が演じるキャラクター・未山は、スピリチュアルな力を持つヒーラー(癒す人)。「そこに存在しない『誰かの思い』を見ることができる」と説明されているが、劇中で未山が「生霊」と言ったり、東南アジア系のおじさんの生霊?がいきなり話し出したり(この場面はちょっと笑った)、映画の世界観が厳密なルールで規定されているわけではなさそうだ。

行定勲監督とたびたびタッグを組んできた脚本家・伊藤ちひろが、監督デビュー作「ひとりぼっちじゃない」に続き行定企画・プロデュースでメガホンをとった第2作。MVやCMも手がける大内泰の撮影も貢献し、人物も室内も緑豊かな風景も柔らかな光に包まれ、ゆったりとした進行と相まって環境映像のよう。そんな癒し感に満ちた世界を、生成りの衣装をまとい浮世離れした坂口健太郎が漂うように移動し、疲れたり病んだりした人たちに寄り添い、手を当て、心と体を楽にしていく。

市川実日子も出演しているからか、一時期の荻上直子監督作品に近い雰囲気も感じられた。ドラマ映画のサブジャンルに“癒し系映画”があるなら、この「サイド バイ サイド 隣にいる人」もきっとそこに含まれるだろう。細かいことは気にせずのんびり癒されたい人には満足感が高いだろうし、それ以外の人にはとりとめなくふわふわした話が冗長に感じられるかもしれない。

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高森 郁哉

独りよがりにも程がある

2024年8月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

映像や雰囲気、子役の使い方等は良かった。

設定が全く生きていない。
客寄せの為に最初だけ不思議な要素を加えたような。

しっかりと説明された事がなく、全て中途半端。そういうのがいいと思って作ってるのでしょうが。

これじゃ他人のホームビデオを見せられたようなもの。

結末のその後を観客任せにする映画もあまり好きではありませんが、この映画はすべてを観客任せにしていると感じました。

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盤目

3.0独特のリズム

2024年7月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

坂口健太郎のふわっとした感じと逆に市川実和子のはっきりとした独特な雰囲気、齋藤飛鳥の暗いイメージから混ざり合っていく感じが全部をミステリアスにしてたような…。ただ自然がきれいだなぁと思える映像だった。ラストがちょっとよくわからなかった。

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ムクムク

3.0ストーリーは掴めないが、鳥肌

2024年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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まかの