ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ

劇場公開日:

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ

解説

サンフランシスコを舞台に、都市開発により取り残されてしまった人たちのリアルな姿を描いたドラマ。主人公を実名で演じた主演のジミー・フェイルズが10代の頃に体験した自伝的物語で、フェイルズの幼なじみでもあるジョー・タルボット監督が長編初メガホンをとり映画化。サンダンス映画祭の監督賞、審査員特別賞を受賞した。IT関連企業とベンチャー企業の発展により、多くの富裕層が暮らす街となったサンフランシスコ。この街で生まれ育ったジミーは、祖父が建て、家族との思い出が詰まったビクトリアン様式の美しい家を愛していた。しかし、地区の景観とともに観光名所にもなっていたその家を現在の家主が手放すことになり、家は売りに出されてしまう。ジミーは再びこの家を手に入れるために奔走し、そんなジミーの切実な思いを友人であるモントは静かに支えていた。

2019年製作/120分/PG12/アメリカ
原題:The Last Black Man in San Francisco
配給:ファントム・フィルム

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映画レビュー

4.5街へのラブレター

2022年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

サンフランシスコ出身の監督と主演俳優による、街への複雑な想いを込めたラブレターのような作品だ。主人公はかつて住んでいた家を買い戻したいと願っている。祖父が自力でその家を建てたという話を主人公はかたくなに信じている。自分で自分の居場所である家を作ったということが、彼にとっての誇りなのだ。しかし、街は変わりゆく。その家には今、裕福な白人が暮らしている。だが、売りに出されたことで、なんとかその家を手に入れようと奮闘する。
かつては自分の居場所だったその家と地域は、かつては日系人が住んでいた街だと言う。日系人が太平洋戦争の際に強制収容所に入れられたことで、空いたその地域に黒人が移り住むようになったのだ。祖父が建てたという話の真偽はどうなのか、主人公が絶対的な自分の居場所だと思っていたその家は、本当は誰のものなのか。居場所とアイデンティティをめぐる物語を描いた素晴らしい作品。

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杉本穂高

4.5どこにもカテゴライズできない、街の神話とでも呼びたくなる秀作

2020年9月17日
PCから投稿

なんと大らかで、しなやかな語り口なのだろうか。サンフランシスコという街を一つのモチーフとしながら、そこに建つ尖塔が印象的な一軒家に焦点を当て、さらに「この建物はかつて祖父が一人で築き上げたもの」と主張するアフリカン・アメリカン青年の決意と行動に本作はじっくりと寄り添う。ともすれば、大風呂敷を広げすぎて個々の要素が空回りしてしまいそうな危うさを秘めながらも、決してそうはならない。ここが新鋭ジョー・タルボットの優れた部分。とりわけ冒頭、スケートボードでゆっくりと街を滑走するオープニングがあまりに素晴らしく、印象深く映し出される「街並み」や「人々の顔」が、本作の時に神々しくも感じられるほどのムードを決定付けるのだ。静かにこみ上げる街への愛情。そして仲間、家族、コミュニティ、自分たちの歩んできた歴史へ寄せる思い。そこには街の息遣いとともに、どこにもカテゴライズできない唯一無二の物語が刻まれていた。

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牛津厚信

2.0オルガン

GAB Iさん
2022年4月26日
iPhoneアプリから投稿

分かりにくいというか分からなかった。人間関係も背景も。家は素晴らしく、最初勝手に街の美化のためにやっているのかと思ったが違っていたのね。思い入れがあってやっていたのね。お家問題の筋は大体把握できたのだがコフィの話が出てきて???何か関係があったのか?話題にはよく分からなかった。

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GAB I

3.0知らない街の知らない歴史を知る

2022年3月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

映画をぼんやり観てると
娘が、なんでこんなの観てるの?と聞いて来たので、
映画で知らない国の知らない出来事を知るためだよ
と答えたのだけど、
本当にそう言う映画だった。

自分達はこう言う暮らしをしてて、
こんな思いでこう言う人生を歩んでます。
と言う映画だった。
押しつけがましくもなく、淡々と日々が過ぎて行く。
変わらない日常と少しずつ変わっていく風景。

テーマがどうとかそう言うものではなく、
こう言う人たちがこんなところで暮らしてるんだな
で良いような気がする。

僕としては、おじいちゃんが建てた家があり、
その家をどうするか?と言う問題は僕の身にも
起こっているので、
なんとなく固執する主人公の気持ちが分かる気も
した。
都市開発によって、ずっとそこに住んでいたのに
取り残された人々は一体どこに向かうのだろうか?

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奥嶋ひろまさ
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