岸辺露伴 ルーヴルへ行くのレビュー・感想・評価
全242件中、141~160件目を表示
上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき思想
結論から言うと映画として面白くない。
ストーリーとか設定がとかではなく、映画として面白くない。
2時間がとても長く感じる作品。あまりにもテンポが悪く、途中何度も眠くなってしまった。
原作が面白くないためかと、思わず上映後に原作漫画を買って読んでしまったが、これは最高に面白い!
話の内容、よくわからないがなんとなく納得できる展開とスピード感、そしてジョジョらしいセリフ回し。
やはり荒木飛呂彦は天才である。
この天才の作品に、やれいらない女を付け足したり、いらないストーリーを増やしたりと、無駄なものを増やす割には、大事な説明が抜けており、納得いかないままダラダラと謎の展開に。大人の事情もあるかもしれないが、どれも映画をつまらなくするもので、まさに上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとき思想。
勇次郎が見てたら監督と脚本をドレスにしてるだろう。
このシリーズは続けて欲しい
「ジョジョ」のスピンオフ「岸辺露伴は動かない」の実写映像課作品。
ドラマ化した時は驚きましたが、まさかの映画化でさらに驚きました。
さてこの実写版、ドラマの時から思っていましたが、正直いうと露伴が全然似ていません。
なのですが、作品はちゃんと「岸辺露伴は動かない」になっています。これがすごい。
まず脚本が良いです。アニメシリーズと同じ小林靖子を起用している為、“実によく分かっている”感があるんですね。
それと控えめなあの音楽も良いです。
そして何と言っても高橋一生でしょう。
先に挙げたように全然似てないのに、全くオリジナルの露伴として作品に落とし込んでいるいる事です。
ちゃんと荒木飛呂彦作品に出てきそうなキャラになっているのがすごいんですね。
結果、あの少し奇妙な世界観をちゃんと再現しています。
ただ原作が短編な為か、少し冗長を感じるところもありました。ここら辺はドラマの尺がぴったりだったのでしょうね。
それでもやっぱり面白かったといえました。
不定期でもこのシリーズは続けて欲しいものですね。
ルーブルへ行かない(動かない)でもよかったような
原作は一部既読、ドラマは未見。
高橋一生の露伴先生は素晴らしいです。ミステリアスでどこかお茶目、荒木ワールドの住民として完璧です。
ただ、それ以外のキャラがあまりに凡庸で、露伴先生1人がすごく浮いている印象が…
もちろん、露伴先生は原作においても「変わってる人」扱いではありますが、それにしても他のキャラクターとあまりに噛み合ってない感が。
話の展開も妙にまだるっこしく、その割に話の真相は大したことなくて拍子抜け…
ついでに言えばせっかくのルーブル美術館もあまり活きてません…まるでカメオ出演かのごとき存在意義の薄さ…
蜘蛛さんもやたら出てきたわりには「なんであんなにいたの?」と疑問ですし。
露伴先生で蜘蛛と言えば原作(ジョジョ4部)初登場時の「なるほど蜘蛛ってこんな味がするのか」の方が印象強すぎて、うっかりそれの関係かと思っちゃいましたよ。
とまぁ不満は多々ありますが、高橋一生の露伴先生は本当に素晴らしかったので、オマケ気味にこのスコアで。
ドラマと同じく、映画も安定の面白さ!
ロケ地が美しい
どこまでも黒いそして眠い
イカスミは黒だと思います
原作やテレビドラマはまったく観てませんでした。
独特の世界観。なかなかおもしろかったです。
黒い蜘蛛(ブラックウィドウ)がたくさん出てきて、キャー
黄色い縞のジョロウグモも出てきました。
映像がきれいでとても満足感が高かったです。
色というのは光の反射。黒は光を吸収するんですね。
ゴケグモの毒でみんなおかしくなるのではと思いましたが・・・・
高橋一生の独特の冷たい不気味さ。
適役でした。
褒めてます。
ルーブルでのキャストが素敵。
とくに美波さん。MINAMATAでの通訳役で素敵だなと思いました。
英語もフランス語もペラペラ。美しい発音。声。
対して、木村文乃さんは健康美、アクションがウリなんだと思ってました。
しかし、今回、彼女の中に和(日本)の美しさを再発見し、とてもいいとおもいました。おんなざかりですなぁ。
真珠の首飾りの少女で有名なフェルメールの非公開作品(でも見たことある構図だからアイコラ風)の顔も彼女に寄せていたし、モナリザに寄せたカツラも眼福でした。
京都の古い旅館での風呂上りの浴衣姿には若き日の岸辺露伴でなくたってクラクラしてしまいます。
おんなざかりですなぁ。
山村仁左衛門の話を聴いていると、
漆黒のアンダー〇アに吸い込まれる幻覚を見たような気になりました。
イモリの黒焼きはわたしに全部ください。
飯豊まりえちゃんは常に現実側にいるしっかりしたキャラで、幽玄の世界とのコントラストをしっかり演じてくれていて、これも適役だったと思います。
Z-13での外人さんと安藤政信の幻覚の演技はちょっと吹き出しそうになりました。
ご神木の黒い樹液はコールタールのようでもあり、イカスミのようでもあり。
でも岸辺露伴はイカスミは黒じゃなくて、セピアだって言ってましたね。
キザだよねぇ。酸化されてないイカスミはまっ黒でいいと思いますよ。とくにスミイカとかアオリイカの墨は。
岸辺露伴パリへ行く 75点
ドラマハマった人向けな作品
auマンデー『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
80年代のジャンプ全盛世代ですが、ジョジョは線が細かすぎてスルーしてたので原作知りません。
この岸辺露伴は、NHKが実写化って事でドラマ版観てましたが・・・
変に漫画原作意識し過ぎてないのと高橋一生の演技とゲスト俳優の怪演が毎年楽しみでした。
ただ映画化って聞いた時、海外ロケありきのTVサイズでしょって事で配信待ち予定でしたが・・・
仕事の待ち時間と上映時間が合ったので鑑賞
思った通りでしたが、終始画面が暗く感じて、途中睡魔に襲われました^^;;;;
公開3日目の月曜でしたが、予想より鑑賞者多くドラマ人気からの映画化納得です。
ドラマ観てた方は是非!
岸辺露伴ワールド
ドラマファンとして大満足
ジョジョ本編が大好きで、露伴はドラマから入って後々コミックを買う派です。
ルーヴルもまだ漫画の方は読んでおらず、先に映画から入りました。
ドラマシリーズも毎回大満足で観てましたが、今作も大満足でした。
コレを1時間のドラマに圧縮したりしないで、映画で2時間じっくり作っていただけた事に大感謝です。
採点5と4.5で迷いましたが、4.5にしました。映画として非常に面白かったですが「2時間ドラマをテレビでなく映画館で観ている」感が多少ありましたかね。映画独特の映像技法など入り交えてドラマシリーズと差別を図ってくれた方が個人的には良かったかと思いました。まぁ、敢えてドラマシリーズと同じ作りにした方が高評価の人も多いでしょうから、これは好みによるものかと思います。
ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、最高です
全242件中、141~160件目を表示