岸辺露伴 ルーヴルへ行くのレビュー・感想・評価
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昔の古畑任三郎シリーズに通じるかも?
非現実的な雰囲気の中で進むストーリー、それを表現するような不協和音の音楽。そんな中でも繰り広げられるおなじみの露伴先生と泉くんの絶妙なやり取り。 そんなふうにシリーズ重ねる度に唯一無二の世界観を作り上げたのは、最近のドラマではこの「岸辺露伴」くらいだと思う。(昔の古畑任三郎シリーズに通じるかも?) だから劇場版も安心して…というか結構な期待値で観に行けた。なんてったって、ロケ地がかなりのスケールアップ。ルーヴル美術館はもちろん、向瀧も凄いよ!
映画になっていない
1時間もののTVドラマとしては高クオリティだったが、そのまま2時間に引き延ばしただけで映画になっていない。思い切った原作改変をやる勇気がなかったということだろうか。撮影と音楽はよかった。
世界観をそのままに
NHKドラマの世界観をそのままに、一本の映画としてまとまった作品にしてくれたことは、ファンとしてとてもうれしかった。 少年の頃、木村文乃にあんな形で出会ったら、そりゃ忘れられない人になるよなぁ。 フランスでのラストショットで、建物の映り方が狭苦しく、空が広すぎる構図は、いろんな権利やら、撮影上の都合なのか、細かな映像づくりにこだわっているドラマにしては、ちょっと残念。 それから、あんなに暗い中で模写しても、贋作とばれないような色づかいは、絶対にできないが、そこはフィクションとして飲み込み、星4。 あのサングラス欲しいな。 NHKでの放送のタイミングで、過去作レビュー。
TVシリーズと変わらず
良くも悪くもTVシリーズと変わらず。世界観も話のスケールも。 映画館のスクリーンで観たらまた違った印象なのかもしれないが、TVサイズではルーブルロケもそれほどすごさが伝わってこなかった。残念。 泉京香はここでもいい具合に鈍感だけど的を得ているし可愛かった。
作品への敬意がある
作品冒頭の露伴のセリフの通り、岸辺露伴は動かないシリーズの実写化はドラマ版からずっと作品への敬意がある。 それは、岸辺露伴役の高橋一生の演技のみならず、撮影、構成全てが、岸辺露伴を如何に岸辺露伴らしく実写に落とし込むかを練りに練られている。 もちろん、漫画ならではの表現をただそのまま実写を置き換える事は時として、作品を陳腐に見せてしまう。そこを回避するための改変を原作既読のファンが観ても違和感なく行うためどれほどの努力がなされているか、感動すら覚える。 もちろん原作との矛盾点や、種明かしパートの蛇足感などあるけれど、ここまでやったら実写化としては最高じゃないか!
高橋一生はかなり良かったが、何せ話しがつまらない
ドラマを何話か観て、映画ならさぞかしパワーアップして面白い話かと思いきや、、。 ストーリーが退屈過ぎた。起承転結がハッキリせず、ダラダラと話が進んでいく。 ルーブルへ飛んだ際も思い切って場面を切り替えたら良かったと思う。空港、機内、パリの街並みを空撮とか。いきなりだったんで一瞬別撮りかと思った。名画とのカラミも少なすぎる。 また、この場面音楽で盛り上げたら良いのにと思ったシーンがいくつもあった。もう少し音楽に頼ってもいいんじゃないか。 どうせなら岸田露伴の初恋の人とか、昔の恋人の設定にしたらもっと色っぽいドラマになったんじゃないかな。 まあ原作があるから大きく変えちゃいかんのかもしれないが。 ただ、 高橋一生の岸田露伴が格好良く、色気がある。骨太なキャラ。まさにハマり役。秘書の泉京香もいい感じ。 木村文乃のあのモナリザ風の服やロングへアがかえって痛かった。ちょっとコントに見えてしまった。
ドラマ版の延長線としては100点だけど
アマプラで鑑賞。 NHKのドラマ版の延長線にある物語としては100点だけど、「映画」として見るとやや冗長で、いつものドラマ版を無理やり120分に引き延ばしたような印象。 特にラストの、黒い絵と奈々瀬の正体を回想で説明するくだりは説明過多だし蛇足だと思う。原作を知らなくてもそこまでの展開で大体の想像はつくし、受け手に想像させる終わりのほうが映画としては美しいと思う。 奈々瀬役の木村文乃がとても良かった。
スペシャル版でよかったかな、、、
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を備えた漫画家・岸辺露伴。青年時代、露伴は淡い思いを抱いていた女性から、この世で最も邪悪な「最も黒い絵」の噂を聞いた。それから時がたち、その絵がフランスのルーブル美術館に所蔵されていることを知った露伴は新作執筆の取材と、かつてのかすかな慕情のためにフランスを訪れる。しかし、美術館職員に「黒い絵」の存在を知る者はなく、データベースによってヒットしたその保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。(解説より) 岸辺露伴 実写シリーズ映画版。 全体通してミステリアスでやや暗い印象は、ドラマ版から変わらず。 当方、ジョジョ原作ファンで、岸辺露伴シリーズの原作も全部読んでいる。 その目線でいうと、変わらず原作の世界観を大事にしつつ、オリジナリティも出した作品であると感じた。 ただし所々「ここ、そんなに長くやる必要あるかな?」と思うシーンがあり、映画の尺なのでやや余韻を持たせて作られたのかなと推察した。であればスペシャル版とかでスピード感溢れる構成にしてよかったのではないかと思った。 あの独特なキャラクターである岸辺露伴を演じる高橋一生、一歩間違えればわざとらしい演技になるであろう泉京香を演じる飯豊まりえ、どちらも本当に適役だと思う。もうこの2人以外考えられない。
樹液からの黒
不思議な感じの作品でした …真っ黒な絵… 作者モリスが何故この作品を描いて 亡くなったのか・・ フランスのパリのルーブル美術館へ 足を運ぶことに。 オリジナルと偽物。 どのようにして贋作が作られていくのか 謎が解けていく そして仁左衛門と繋がり 露伴の過去に興味深く広がっていく 面白いミステリーものでした 木村文乃さんの 妖艶な感じもよかったし 飯豊まりえちゃんの 明るいキャラもとってもよかった 一番は高橋一生さんの 謎めいたキャラが合ってましたね ルーブル美術館も 建物としても凄かったけど 飾られている絵のひとつ一つが アートの様に溶け込んでいるのが 素晴らしかったです 演出もよかったし カメラも全体をとっているので 分かりやすかった(アップが多いこのご時世) 作品の画がステキでした。 映画館で観たかった~
映画の尺には合わないかも
まさかこの原作が実写化するとは思わなかったし、ましてや映画化までするとは。 でも、クオリティが高くて雰囲気がよくて結構好き。 なんといっても、ヘブンズドアーの能力は見せても、スタンドの実体は出さないという英断が素晴らしい。 チープな映像になるに決まってんだから、むしろ出さないというのはよい判断。 高橋一生の露伴先生もすごくマッチしてる。 さて、映画の件だが、正直間延びしているような気がする。 やはりこの原作の場合は1時間ぐらいの枠の方がちょうどいいと思う。 プロローグがあって、変なことが起きて、その説明をして、一回襲われて、そして最後に解決する。 これが2時間となるとどこか引き延ばす必要が出て、今回はそれが回想シーンだったわけだ、 ちょっと露伴の過去の話は長くなかった? さらには黒い絵というテーマは面白かったが、もう少しエッジの効いたテーマがよかった。
ジョジョ好きでテレビシリーズからこちらも鑑賞。 決してホラーでは無...
ジョジョ好きでテレビシリーズからこちらも鑑賞。 決してホラーでは無いがミステリアスな雰囲気でぞわぞわ出来る。 ストーリーは面白いが映画としては盛り上がりに欠けると思う。 木村文乃さんが美しかった。
オカルトチックな展開
高橋一生扮する漫画家岸辺露伴は、美術品のリアリティを求める一方、盗まれた美術品を売る商売について知りたいと思っていた。岸辺露伴は人の心を本にして読むことが出来る特殊能力ヘブンズドアを持っていた。 高橋一生の声色といい、雰囲気といい無気味なキャラを創り出していたね。でも肝心な シーンが暗くて観にくかったのは残念だったし、幻覚を見ているとして難解な場面が多かったな。オカルトチックな展開だったのかな。ちょっと意味がハッキリしなくて残念。
テイストグッド
なれど観終えての満足度は高くない。 サスペンスでもなく、ミステリーでもホラーでもない。 感情を刺激される場面はほとんどなく、淡々と話が進む。 キーとなるはずのヘブンズドアなるものもさして効果的ではなく、 死者には効かぬはずがラストでは効いてしまうご都合主義。 原作やドラマ未見だがこんな感じなのか。 高橋一生は飄々とした岸田露伴にうまくフィットしているし、 飯豊まりえも初め誰かわからなかったほどに馴染んでいて良い感じ。 一方、木村文乃はミステリアスな雰囲気を纏いきれておらず、 少々役不足の感が否めなかった。 突き抜け感がなく、素材は良いのに惜しいと感じた。
雰囲気を味わう。
テレビドラマ版を楽しく見てたのだけど、シリーズが長くなるうちに食傷ぎみになっておりました。 映画にスケールアップしてルーブルでの撮影と世界観も広くなったところで、ヘブンズドアもド派手にやって欲しかったなと思う。 そう言う作品ではないのは百も承知だけど、 やはりそこは期待していた自分がいました。 世界観や物語はなんだか現代の江戸川乱歩っぽくて 独特な雰囲気は好きでした。 漫画のジョジョと同じくあまり細かいところは突っ込まず雰囲気を味わおうと言う映画だったと思います。
オカルト系実写
2023 72本目 もちろん、原作アニメ、ドラマ版を全て鑑賞済み。 そのまま映画へ。 ドラマ版の雰囲気そのままに。。 アニメ版のようにカラフルなイメージではないので、ご注意を。 面白い。 とは思う。 世にも奇妙な物語感が増してます笑
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