マッドゴッド

劇場公開日:2022年12月2日

マッドゴッド

解説・あらすじ

「スター・ウォーズ」「ロボコップ」「スターシップ・トゥルーパーズ」など誰もが知る名作SFで特殊効果を手がけてきたフィル・ティペットが監督を務めたダークファンタジー。地獄と化した世界をめぐる物語を、ストップモーションアニメで描いた。

荒廃した未来世界。地下世界に潜り込んだ孤高の暗殺者が、老朽化した地下壕やそこにうごめく不気味なクリーチャーのあいだをくぐり抜け、やがて化け物たちの巣窟と化したこの世の終わりを目撃する。

もともとはティペットが「ロボコップ2」(90)の撮影後にアイデアを思いつき製作を開始したものの、「ジュラシック・パーク」(93)をきっかけに映画業界が手作りの特殊効果からCG映像へと大きく転換したことで、プロジェクトは中断。それから20年を経た後に、ティペット・スタジオの若手クリエイターたちが当時のパペットやセットを発見し、製作が再始動。製作開始から約30年を経た2021年に完成した。「レポマン」「シド・アンド・ナンシー」で知られる映画監督のアレックス・コックスが、人類最後の男(ラストマン)として実写で登場。

2021年製作/84分/PG12/アメリカ
原題または英題:Mad God
配給:ロングライド
劇場公開日:2022年12月2日

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映画レビュー

4.0 ストップモーション・マスターの内なる狂気をめぐる“2021年地獄の旅”

2022年12月2日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

楽しい

知的

パペットを扱うストップモーションアニメの伝説的なクリエイターの姓がティペット(Tippett)だなんて何やら運命的なものを感じるが、中世英国から割とある苗字らしく、ショールのように首や肩にかける細長い布(tippet)に由来するとか。

さて本作の監督、フィル・ティペットは「スター・ウォーズ」や「ロボコップ」などのSF大作で特殊効果を手がけた名匠だが、自ら双極性障害(そう鬱質)を認めており、「ジュラシック・パーク」に参加した際にはCGの恐竜を目にし絶望して寝込んだり、神経衰弱になって精神科の施設に入院したりといった逸話も伝えられている。

そんなティペットの闇深い精神世界の奥底へと降りていき、ダークな空想と狂気から創造された異形のクリーチャーたちが無数にうごめく幾層もの地獄をめぐる体験、とでも形容できるだろうか。恐ろしくも強烈な魅力を放つ造形物と、パペットを一コマずつ動かして撮影するストップモーションアニメ独特の作り込まれた小宇宙を好むジャンルのファンなら、ただ映像世界に身を委ねるだけで忘我の境地だろう。睡眠が十分に足りた状態で鑑賞することをおすすめしておきたい。

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高森郁哉

3.5 マッド・ゴッド

2026年1月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ストップモーション・アニメーション、特殊視覚効果の大御所で、スター・ウォーズ、ロボコップ、ジュラシック・パーク、スターシップ・トゥルーパーズ等で有名なフィル・ティペットが監督した作品。この映画の撮影を開始したのが、共に当時劇場に観に行った「ロボコップ2 ('90)」と「ジュラシック・パーク ('93)」の間の頃だというのだから、完成までに30年近く掛かっているトンデモナイ映画だ。ハリウッドが本格的にCGに移行し始めた1992年に、映画全編を膨大な時間とコストを掛けて、全てコマ撮りで撮影しようという普通では考えられない手法が取られている。撮影を中断し、20年近くは進まなかったらしいが、周囲の協力や後押しを得て漸く完成した作品である。
地上の世界からひたすら垂直に降下し、地下の世界(地獄)に進むにつれて、わけのわからない不気味で異様なキャラクターがうじゃうじゃ出て来るが、全てがストップモーション・アニメーションなので、妙に懐かしい手作り感があって楽しい。フィル・ティペット自身が語っているように、ダイナメーションの巨匠レイ・ハリーハウゼンに憧れ、子供の頃に観た「シンドバッド七回目の航海 ('58)」が原点だという。こちらは流石に劇場でという世代ではなかったが、TV放映、その後のビデオソフトでハリーハウゼンが特撮を担当した「猿人ジョー・ヤング ('49)」、「原始怪獣現る ('53)」、「ガリバーの大冒険 ('60)」、「SF巨大生物の島 ('61)」、「アルゴ探検隊の大冒険 ('63)」、「恐竜100万年 ('66)」、「恐竜グワンジ ('69)」、「シンドバッド黄金の航海 ('73)」、「シンドバッド虎の目大冒険 ('77)」、「タイタンの戦い ('81)」等のSF映画、冒険活劇は観ている。着ぐるみを使用した東宝特撮とは違ったダイナメーションならではの独特の動きの面白さが、本作「マッドゴッド」には溢れている。「2001年宇宙の旅('68)」の石板(モノリス)みたいのがやたらと出て来て、最後は宇宙が舞台になったりと、妙に似ている点が気になるが、なにせ全編が効果音、キャラクターの鳴き声、泣き声、うめき声と控えめなサウンドトラックのみであり、基本的に劇映画としての台詞、会話のシーンが一切無いので、ストーリーは全然分からないのだが、まあそれで問題がない映画だ。他では観たこともない変わった映画なのがいい。

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ナオイリ

4.0 タイトルなし

2025年3月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

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ソルトン

3.5 奇妙な美術館を歩いている感覚

2024年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

内容はよくわからなかった

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ユウ