劇場公開日 2023年11月10日

正欲のレビュー・感想・評価

全378件中、21~40件目を表示

3.5えっこれで終わり?!

2024年8月25日
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エンドロールに入った瞬間なるほど‥と唸ってしまった。多様性の時代。目に見える性別云々は分かりやすいが、見えない部分の多様性もある。ここでは性癖ということだが、彼らにとっては、普通にセックスすることが滑稽なのだ。再現シーンでは確かにおかしいよな、と思ってしまった。こちらが想像もできないフェティシズムをもった人たちが、この世にたくさんいることを理解しなければならない。

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いつこ

4.0変化する社会概念と変わらない意識

2024年8月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

新垣結衣、稲垣吾郎、磯村勇斗 みんなの気持ちはよくわかる。 私は多分多数派。 この作品、新垣結衣の睨みが全てと思う。 前半の頑なさが後半柔らかくなる 新垣結衣さんの新境地となる素敵な作品です

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マコト

2.5考察不足

2024年8月21日
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鑑賞方法:その他

悲しい

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maybe

4.5物語が上手くまとめられていて、引き込まれる作品

2024年8月16日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

「正欲」って本当に人それぞれの欲があって、3大欲求の「食欲、睡眠欲、性欲」が一般的だが、自分が当たり前に思っている欲が実は当たり前ではなかった時、それを人に言えない辛さってその人にしかわからないことだと改めて感じた。 誰しもが人には言えない秘密を一つは抱えていると思うが、自分の視野の狭さを痛感する映画でもあった。 視野を広げることができただけでも、とても価値のある作品で、たくさんの人に届いて欲しいものだと思った。 理解をすることは簡単ではないけど、「そういった感情もあるよな」と少しでも思える人になりたいと強く感じた。 「普通」に生きるってとても難しいもの。

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msk

3.5正欲

2024年8月13日
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鑑賞方法:VOD

綺麗に感じた リアルではないだろ、など不思議と思わなかった

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げんた

5.0明日死にたくない人の為のもの

2024年7月26日
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何度も見返しました。 そういうところもあるし、そうではないところもある。 だけどどうしようもないじゃない。そうなんだもの。

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トロイメライ

3.0オチが綺麗。

2024年7月21日
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鑑賞方法:VOD

気持ちが一定のままスーッとボーッと見れる映画でした。 何も考えずにただスッと。 ちょっと感想が上手く出てこないけど… 自分の思う普通は自分以外の人から見ると普通ではない。 ただそれを描いているのかなと。 共感をしたかもしれないし、共感もできないかもしれない。 深いような、深くないような、上手く言えないですが、 ただ最後まで見て思ったことは、オチが綺麗でした。

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むっちん。

3.0人を選ぶ作品

2024年7月16日
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みやあし

3.5この映画での個人的な驚きとは

2024年7月12日
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komagire23

2.0繋がりたいけど繋がれない私達に向けた物語

2024年7月1日
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笑える

単純

興奮

内容は、主要登場人物の五人が織りなす立場と性癖と人間模様の中で、それぞれの小説をミステリー形式で最後にまとめ上げる作品。  印象的な台詞は『1人でないとええね。』桐生が佐々木に話す言葉。お互いの性癖に辟易している2人が共感覚を大切に思いやる場面が方言もあり温かく印象に残った。  印象的な場面は、主要人物の若さが気になりました。若気の至りとも思える其々のキャラクターの原風景はそれ程ひた隠しにするものでもない様な気持ちになりました。しかし自分もそうですが若い時は視野狭窄になりやすいので仕方ないですが、もっと内省的な心の機微がみたかったです。  印象的な立場は、三幕構成の三段目にいきなり矢部陽平という小学校の先生を持ってきてオチに向かう所です。その間ミスリードのオンパレードで、くどすぎました。子供が好きな先生が、好きな子供と遊ぶのはいつもの事ですが時代が悪かった。現代ぢゃなきゃ大丈夫だったのに世の中の流れに羨むばかりです。  大多数の人が、少数派に分け入る様な構図の物語。普段と逆の見方が出来る作品は面白いと感じますが、少し短絡的な感じが否めず熱い芝居が逆に引いてしまいました。  最後の終わりにも扉に正面に向かう検察官の寺井を映しながら扉が音を立てて閉まる場面は、分かり合えない人間の描写で、視聴者に考える余韻を与えない寂しさが、後味を悪く変えてしまった様に思えてなりません。

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コバヤシマル

1.5かなりガッカリ

2024年6月13日
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寝られる

良い書き込みに釣られて観たが、ガッカリ。 原作は未読だが、確かに難しいテーマを描いていると思うが、それにしてもあまりにも淡々と進み退屈。そして、色んなシチュエーション(特に家族)が、あまりにも嘘臭い。セリフ、芝居、動き。観ていて、舌打ちしてしまうぐらい、偽物感(作った感)が満載。久し振りに、酷い作品を見た。 唯一救われたのは、ガッキーの芝居かな。

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hagechabin

4.0枠外の者たち

2024年6月7日
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人生のテンプレートに当てはまらないと生きにくい。 誰からも強要されてないし、好きに生きればいいと思っていても日常の中に潜む棘が歩くたびに少しずつ傷をつけていく。 なぜ逮捕されたのか、そんなもんなのかもしれない。 水がどうとかそんなやり取りを見たところで、そのうちの一人が児童買春の犯罪者ならお前らもそうなんだろって。 水の繋がりより、小児愛者の繋がりの方がテンプレートにはめやすい。 分からない人にはどうしたって分からない、だから誰にも迷惑はかけないからそっとしておいて。 私達はそうやって生きていくから。 そんな感情が最後の新垣結衣の演技に表れていた気がした。

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アポロン

3.5画一性と千差万別の難しいテーマを扱った作品

2024年6月6日
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泣ける

「分かり合える人と暮らしています」のセリフが泣けた。 普通といわれる世の中に混ざれない感覚を疑似体験できた。 娘にチャンネル権を譲らない我儘な母親や、息子と妻を思い通りにしようとする不機嫌な父親には憤慨した。 桐生夏月(新垣結衣)と佐々木佳道(磯村勇斗)が初セックスをしようとするシーンが素敵で泣けた。 マイノリティ同士の絆の強さも描写していて、希望を感じる。

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Don-chan

4.0観る人全てに問いかけるよう

2024年6月3日
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採点3.8 生きづらさを抱えてる人達の偶像劇。 フェティズムに翻弄される様が静かで丁寧に描かれ、何だか見入ってしまいました。 主演の磯村勇斗とガッキーは中々に良い組み合わせで、ブラックなガッキーの芝居も見応えがありました。 ゴローは(個人的に)正直微妙でしたが、そこを宇野祥平がうまくフォローしてたように見えました。でも役所にはすごくマッチしてましたね。 そんなゴローの「綺麗なのは奥さんが頂くと良いですよ、ご主人に黙って」この一言に作品の色々が詰まっていた気がしました。それくらいハッとしたシーンでした。 ラストは重いものが残ったまま、正しさとは何か?と観る人全てに問いかけるような作品でした。

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白波

4.0炙りだされる価値観

2024年6月2日
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悲しい

知的

幸せ

嗜好と簡単に言葉で括るには、あまりにも人格が多様であると謳われている時代。 LGBTQのように安易にカテゴライズして理解しようというのが、今の流れなのだろうが 残念ながら他人の嗜好など理解できるはずもない。 いや、正確には認識や理解はできるが、それを受入れたり共感したりすることとはまた別なのだ。 今作ではマイノリティーであることの生きづらさが、非常に薄い氷の上を歩くかのような危うさと共に全編に散りばめられている。 時代はマイノリティーであることを半ば強制的に共有させ、理解できる形で消化しようと促すが、それは果たして誰が得するのだろうか。 本当の意味での理解や「分かる」というところはまだまだ先である。 その上で今、この映画が生まれて広く世に知らしめたことは、本当に意味のあることだと思う。 ただ他人と違う。それがどれだけ深い意味を持つのか。 そこに生きづらさを感じたことのある自分からすると、今作は大きな光に感じ、 安らぎにも似た感覚を覚えた。 いびつな話ではあるが、他人が他人を理解しようなどと考えること自体が、そもそもおこがましいとさえ思うのだが。 それでも尚、殺人犯を含む犯罪者の嗜好や倫理観を共有したいと思うのが、日本人らしい。 この国の裁判では、他国に対して類を見ない「動機」が裁量に関係するのだから。 結果に対して原因を見て、判断をする。そんなことが本当に人間にできると思っているのだから、ちゃんちゃらおかしな話である。 作中の検事が社会性の代表として描かれる中、理解することの難しさはさておき、そこに対する努力や歩み寄りを感じたいと思うのが、人間であり日本人などだろうと改めて感じた。

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fujitaka1217

4.0多様であることと社会的生き物であること

2024年5月26日
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今世の中で多様性がよくうたわれている。 思っちゃいけない感情なんてない。作品の中でそんな言葉があった。一方で、不倫であったり、発言であったり、社会が監視する目は日に日に厳しくなっている気がする。 社会でいきていく中で、他人に迷惑をかけるような行動は規制せざるを得ない。これは人間が、過去の歴史から積み上げてきた経験値だと思う。一方で、社会と個人の間にある法律ではなく、倫理と言うものがあまりにも曖昧で、何がよくて何が悪いのか、これを規定できるものはないんだろう。 そういった難しさを最大限表現できている気がする。 インターネットはそういったマイノリティを繋ぐこともあれば、孤独を感じさせるものにもなったいるのだろう。

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sdfghjkl

4.0新垣結衣、磯村勇斗、稲垣吾郎良かった!

2024年5月23日
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いつも思うが普通ってなんでしょうね 万人に理解されない人たちがいる、もちろん犯罪は許されないが、それ以外その人の嗜好や生活習慣をとやかく言う権利ってないよね… ってガッキーの虚ろな目を見ながら思った こんな新垣結衣が見たかった 溌剌として明るいガッキーより、この新垣結衣が好きです あと、磯村勇斗は上手いですね、そして苛立つ稲垣吾郎も上手かった 邦画も時々見たくなる

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chagall

3.0“なんであくまで自分は理解する側だと思ってるんだよ”

2024年5月19日
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水に興奮する? そんなのありえない。 口にしないまでも、いったい何人の人がそう思うんだろう。 映画を観終わった時はクソつまらんと思った。 理解できなかった。 でも、「君たちはどう生きるか」の時と同じで、レビューするのにいろいろ思い返したり調べたりする中で、この映画の深さが少しわかってきた。 たぶん本当の意味で理解はできてないんだろうけど。 ここで、このレビューのタイトルをもう一度見てほしい。 何が“正しい”のか。 何が“普通”なのか。 マイノリティやダイバーシティって言葉だけじゃ片付けられない。 例えば、誰しも他人には言いにくい黒い部分だったり、共感してもらえないかもって胸の奥に閉じ込めてるものがあると思う。 それを誰かに打ち明けるのってめちゃくちゃ勇気がいることだし、決死の思いで打ち明けたのに、「キモっ」「ありえない」って返されたらどう思うだろう。 唯一、マジョリティ側である寺井を演じた稲垣吾郎が良い味出してて、「社会のバグは本当のいるの!悪魔みたいな奴がいるんだよ、これが現実なの!」って叫ぶ姿が悪魔みたいに見えた。 タイトルの「正欲」が、性欲、正しい欲、明日を生きる欲と複数のキーワードにかかってるのもすごい。 本当にいろいろと考えさせられる映画だった。 気持ちいい映画ではないのでご注意を。

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JBはただの映画好き。

4.5最後に心に残るもの

2024年5月12日
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泣ける

悲しい

知的

面白かった。 よくある邦画の、弱火でコトコト煮るようなあの靄のかかった救いのない、 はっきり言えば何が起こることもないのにずっと変容を待っている退屈さではなく、 頭から最後までしっかり物語にリズムがあるのは、 しっかりした原作と、バランス感覚のある制作陣と、高い演技力のある演者さんたちの力なのかもしれない。 人とは外れた趣味趣向は、果たして異常者だから持つのか、ごく普通の人にもあるものなのか、 そう重くもないテンションで考えさせられる。 内容に興味を持てない人も、稲垣吾郎、新垣結衣という誰もが知るこの名前だけで再生してみても良いと思う。 そうすればいつの間にか、最後まで見てると思う。

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えいがおばさん