サイレント・ナイト

劇場公開日:2022年11月18日

サイレント・ナイト

解説・あらすじ

「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンが製作を手がけ、地球最後のクリスマスイブを過ごす家族の姿をブラックユーモアを交えながら描いたイギリス映画。

イギリス人夫婦ネルとサイモンと3人の子どもたちは、田舎の屋敷でクリスマスのディナーパーティを開くことに。屋敷には夫婦の学生時代の友人たちとその家族が集まり、子どもを含む12人の男女は久々の再会を喜びあう。しかし、今年のクリスマスは例年とは全く異なるものだった。あらゆる生物を死滅させる謎の毒ガスが地球全土に拡がり、明日にもイギリスに到達するのだ。毒ガスの恐怖が迫る中、パーティには次第に不穏なムードが漂い始める。

キーラ・ナイトレイが主人公ネル、その息子を「ジョジョ・ラビット」の子役ローマン・グリフィン・デイビスが演じ、ローマンの母親でもあるカミラ・グリフィンが監督・脚本を担当。

2021年製作/90分/G/イギリス
原題または英題:Silent Night
配給:イオンエンターテイメント、プレシディオ
劇場公開日:2022年11月18日

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映画レビュー

2.0 まさに

2023年9月6日
スマートフォンから投稿

生殺与奪の権を、他人に握らせるな!

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共感した! 2件)
ホビット

4.0 滅びを受け入れたグダグダな大人たちの最後のパーティー

2022年11月30日
PCから投稿

この映画に出てくる大人たちは、おそらく人類滅亡の危機に瀕しても、きっとなんとかなる、誰かがなんとかしてくれる、偉い人たちの言うことを聞いていれば大丈夫と手をこまねいていたはずで、これほど消極的な市民をメインに据えた映画も珍しい。監督としては社会批判の気持ちも強く、ダメな大人へのアンチとしての子どもの目線も描かれてもいるのだが、どうしても怠慢でグダグダな大人どもの情けなさに注目してしまう。

映画としてコメディにもシリアスにもなっていないのは、どっちに振り切ることもできない人たちの話だからで、100%いい意味で誰のことも好きになれない。好きにはなれない、が、でもこの人たちのことは絶対に知っているし、むしろ親近感すら覚える。特にキーラ・ナイトレイが演じた役のナチュあるな主体性のなさは、本作の核ではないかと思う。

作品としては結構な批判にもさらされたようで、インタビュー記事を読むと監督が反省を述べたりもしているが、ちゃんとビジョンを持ってやり通していると思うので、その果敢な姿勢を支持するし、何目線かわからないけど、監督にももっと自信を持っていただきたい。

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村山章

2.0 暗いクリスマス映画

2025年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

2024年12月14日に観て、レビューを忘れていて今夜(2025/12/07)観ました。

世間では、テンプレ金太郎飴のような似通ったクリスマス映画が跋扈していますが、本作は絶望的な世界観のクリスマス映画です。奇をてらったあまのじゃくの方にうってつけかと思います(笑)

個人的には、子供に希望を与えないクリスマス映画は歓迎できません。明日仕事で憂鬱な日曜の夜にこんな暗い映画を、内容を失念して観てしまった事を後悔しています。

キャストの演技やロケーションは良好ですが、子供の前でも平然と用いられる卑語の数々が不快です。

来年以降はもう観ません。

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蜷川吝塀

3.0 期待せずに観たら案外楽しめた

2025年11月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

レビューが低そうだったが、キーラ・ナイトレイとマシュー・グードが出ているので中身に期待せずに視聴。
過酷な状況で最期の時が迫り、せめて良い幕引きをと集まるけれど結局グダグダな人々。
内容として良かったかと言われると微妙だが、意外と楽しめた。
でもラストシーンは……??

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Akari