サイレント・ナイト

劇場公開日:

サイレント・ナイト

解説

「キングスマン」シリーズのマシュー・ボーンが製作を手がけ、地球最後のクリスマスイブを過ごす家族の姿をブラックユーモアを交えながら描いたイギリス映画。

イギリス人夫婦ネルとサイモンと3人の子どもたちは、田舎の屋敷でクリスマスのディナーパーティを開くことに。屋敷には夫婦の学生時代の友人たちとその家族が集まり、子どもを含む12人の男女は久々の再会を喜びあう。しかし、今年のクリスマスは例年とは全く異なるものだった。あらゆる生物を死滅させる謎の毒ガスが地球全土に拡がり、明日にもイギリスに到達するのだ。毒ガスの恐怖が迫る中、パーティには次第に不穏なムードが漂い始める。

キーラ・ナイトレイが主人公ネル、その息子を「ジョジョ・ラビット」の子役ローマン・グリフィン・デイビスが演じ、ローマンの母親でもあるカミラ・グリフィンが監督・脚本を担当。

2021年製作/90分/G/イギリス
原題または英題:Silent Night
配給:イオンエンターテイメント、プレシディオ
劇場公開日:2022年11月18日

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映画レビュー

2.0まさに

2023年9月6日
スマートフォンから投稿

生殺与奪の権を、他人に握らせるな!

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共感した! 2件)
ホビット

4.0滅びを受け入れたグダグダな大人たちの最後のパーティー

2022年11月30日
PCから投稿

この映画に出てくる大人たちは、おそらく人類滅亡の危機に瀕しても、きっとなんとかなる、誰かがなんとかしてくれる、偉い人たちの言うことを聞いていれば大丈夫と手をこまねいていたはずで、これほど消極的な市民をメインに据えた映画も珍しい。監督としては社会批判の気持ちも強く、ダメな大人へのアンチとしての子どもの目線も描かれてもいるのだが、どうしても怠慢でグダグダな大人どもの情けなさに注目してしまう。

映画としてコメディにもシリアスにもなっていないのは、どっちに振り切ることもできない人たちの話だからで、100%いい意味で誰のことも好きになれない。好きにはなれない、が、でもこの人たちのことは絶対に知っているし、むしろ親近感すら覚える。特にキーラ・ナイトレイが演じた役のナチュあるな主体性のなさは、本作の核ではないかと思う。

作品としては結構な批判にもさらされたようで、インタビュー記事を読むと監督が反省を述べたりもしているが、ちゃんとビジョンを持ってやり通していると思うので、その果敢な姿勢を支持するし、何目線かわからないけど、監督にももっと自信を持っていただきたい。

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村山章

1.0下品で残念…

2025年1月4日
Androidアプリから投稿

悲しい

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共感した! 2件)
ROSE

1.5無責任な嘲笑

2024年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

この映画を観終わった感想は、「無責任だなー」ということ。
登場人物たちではなく、制作陣に対して。
この作品を観て、コロナを思い出さない人はいないはず。
誰もが体験したが、様々な情報が錯綜し、沢山の噂話が蔓延し、政治家への不信感が募っていた。
この映画で問われる「潔く正しい行動」はどうやって導き出せたのだろうか。
あの段階で正しい情報を得られる手段は無い。
情報に踊らされないとかまぁその通りなんだけど、専門家でもない人間が出来るのはせいぜい「論理的に考えてありえないこと」を除外する程度で、作中の状況だってコロナ禍だって打開のしようがなかった。
アート少年が政府や研究所のサーバーにハッキングして情報を引き出すとかならまだしも、死の忌避感から見出した根拠のない希望じゃどうしようもないんじゃない?という感想。

コメディ部分はブラックで、最後の晩餐を迎えてもなお滑稽に取り繕い、欺き合い、潔くない滑稽さをおもしろおかしく描いているっぽいんだけど、爽快感とかマヌケ感が弱くて、前述の嘲笑感も相まってイマイチ笑いにくい。
一番面白かったのは「How dare you!」のとこ。(環境活動家グレタの話題がある)

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昭和ヒヨコッコ砲