劇場公開日 2023年3月31日

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ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇りのレビュー・感想・評価

全201件中、161~180件目を表示

4.0ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが好きな人にオススメ

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

盗賊のエドとホルガは脱獄を果たし家族の下へと戻るが…。

2001年公開映画のリブート作品。序盤は作品のノリにハマることが出来なかったが終盤にかけて大好物な展開に。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが好きな人は多分好きだと思います。

あと鑑賞後にドリックがITでベバリーを演じていたソフィア・リリスだと気づきました。
ソフィア・リリスのが演じたナンシー・ドリューもベバリーも好きだったけどドリックも好きだったのでソフィア・リリスの作品を観ていきたいし、口八丁で頑張るクリス・パインもカーク色を感じて良かったです。

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shotgun

4.5黎明期のハーレムメソッドのないラノベファンタジー的なノリ。 ドルイ...

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

黎明期のハーレムメソッドのないラノベファンタジー的なノリ。
ドルイドっ娘、萌え。
期待値が低かった分、余計面白かった。
ストーリーテンポが良く、観ればわかるから余計な解説無しなのが成功してる。

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高城剣

4.5王道過ぎるファンタジー!

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

非の打ち所のない、ファンタジー映画です。
逆に言えば、印象も残らない。(笑)

楽しく、家族(子供)と観るには最適な映画ではあります。(人も死なないし。(笑))

小難しい事考える必要もない、冒険あり、笑いあり、最後は悪を倒してハッピーエンド。

展開も早く、ダレることも無いので、2時間超えの上映も苦にならない。
予算もしっかり有るためか、CGやセットもシッカリしている。アクションも申し分なし。
本当に非の打ち所の無いんですよ。しっかりと綺麗にまとめられている。
その為、悪く言う必要も無いのですが、話題性があるとか、大ヒットして続編出来るかと云うとそれは無いかなと。(作ろうと思えばいくらでも続編作れるとは思いますが。)

数あるファンタジー映画の中でも良質な作品の1つ。感想は、この一言!。

なので、評価は高くしたのですが、自分的には、観て損はしないが、観なくても損はしない。(苦笑💦)

要は、抜きん出たモノ、何か、が無いんですよ。優等生な感じの映画って言えば良いのかな?娯楽大作映画で、観て誰かと語るような作品でもなく、映画館出て、子供と「面白かったねー。」で終わる?映画です。

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Mt.ブルー

4.5対話によって世界を動かしていく、というテーブルトークRPGの性質を見事に体現した一作

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

本作は、コンピューターが一般家庭に普及する以前から存在していた、「テーブルトークRPG(TRPG)」と呼ばれるゲームの代表作を原作とした、というかその世界観を土台とした作品です。

TRPGではダンジョン・マスターという司会役がシナリオを作成し、プレイヤーはそれぞれの役になりきってゲームマスターが提示する世界や謎に挑んでいきます。そのため必然的にゲームを成立させる上で「対話」が最も重要な要素となる訳ですが、本作もまた、意外なほどにキャラクター同士が関係性を構築していく過程での言葉のやり取りが重要な役割を果たしています。

どういうことかというと、冒頭の、盗賊エドガン(クリス・パイン)が一人語りをする場面では、ファンタジーの世界とキャラクターたちの軽妙な言動が全く噛み合っておらず、かなり退屈な場面となっています。それも「こんな寒い演出をこれから2時間以上観るんですか…」とげんなりするほどに。ところが主要なキャストが出揃ったところで、急に物語が回転し始め、さっきまで上滑りしている、と思っていた軽妙なやりとりが生命力を帯び始め流のです。つまり本作は、一人語りをするような物語じゃない、ということをこの上ない形で実感させてくれるのです。

確かに本作は、メタボ気味のドラゴンとか、登場するモンスターもユニークだし、原作ファンなら涙を流して喜ぶであろう(想像ですが)、武具など小道具も豊富、さらにCGを駆使した魔法や格闘場面も迫力あります。それらを盛り込んで面白い内容に仕上げている作品ならいくらでも思いつきますが、登場人物同士のやりとりがこれほどまでに魅力的な作品は結構珍しいのでは、と思います。このように「対話」が作品の面白さの核にあるという点で、本作はまさに、TRPGの正統な映画化作品と言えるのでは、と感じました。

本作をTRPGのように味わうという点で、吹き替え版が意外にとても良い味を出していることも発見でした。吹き替えを挟むことで、作中で動いている登場人物と、声を発している人物とを切り離して認識できるため、より一層TRPGのプレイを観ているような感覚に浸れるのです。一部棒読みが目立つのですが、これももしかして演出の一部では、と思わせてくれます。

一方、ええっ、って思ったのは、劇場で売り切れなのか元々作ってないのか、パンフレットを売ってなかったこと!なんで…。

もしかしてTRPG版の『D&D』を買いなさい、ということなんでしょうか…(というか、スターター・セットを劇場で販売して欲しいんですが)。

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yui

4.0これはガーディアンズ・オブ・ギャラクシー以降最高にアツい負け犬軍団"ルーザーズクラブ"誕生だ!

2023年4月1日
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This is your dungeon. Just let it go...
ドラマとコメディが調和した完璧な脚本、CGフル活用による長回しなRPGっぽい"動"を最大限感じさせる演出はじめ充実のアクションシーン、そして適材適所で魅力的なキャスト

お手本のように完璧すぎてたまにキズなくらい胸熱展開と笑いどころを心得ていて、見ている内にもうこの冒険の仲間になってしまっている。オブジェクトに頼っている感も否めないのだけど、多分それらは原作ゲームファンからすると馴染みのあるものだろうし、決断自体はキャラクターの決めたものだからあまり気にならなかった。キャラ設定や立ち位置も王道にアツくてこんなの嫌いになれる?
かつての過ちから義賊へ。弱みを見せるからこそ近づく、腹を割って話せるようになるし互いに命を預けられる。はじめは誘惑に負けたり、人間らしい弱さや狡さによって後ろめたい思いを抱いている。いや、それに気付いてすらいないかもしれない。そこから壁にぶち当たり浮き沈みをし、逃げてきたそれに向き合わないといけなくなる。そのとき…肝心なところは自身の決断で切り拓いていく。憧れ性と共通性、そして再現性。それぞれの再起/再生の物語。けどそれも仲間がいるからこそで、最後はもう既に続編も楽しみすぎる疑似家族!
やっぱりこの監督コンビは裏切らないな。クリス・パインの人間らしい魅力ダダ漏れで放っておけない兄貴感に、ロドリゲス姐さんはワイスピから新しいファミリーを見つけた。ジャスティス・スミスは『ジュラシック・ワールド』シリーズ、『名探偵ピカチュウ』と大作での経験を活かしながら、彼もまたそうした自身のイメージのまんまな役どころで観客の共感を呼びそう。ソフィア・リリスはチョッパーでハルク。ヒュー・グラントは若き日のあの超絶イケメンなのに頼りない感じから、小悪党似合い過ぎなベテランへと自分の地位を改めて確立し直してノリノリな好演。こんなのプランCでもDでも構わない。
素晴らしく好きだった『ゲームナイト』はじめコメディ映画を手掛けてきた監督コンビが、これまたポップコーンの進みそうなノリと勢いで、『ビッグバン・セオリー』『ストレンジャー・シングス』はじめナード系作品で度々言及されてきたことで興味を持っていた本コンテンツを実写映画化!ボードゲームから飛び出してどんな冒険が展開されるのか?これは見たい!! おまけに主演は、大作から小規模なものまで彼が出る作品、出る作品ついつい好きになってしまうクリス・パイン。歳を重ねて更に格好良くなった。誰と組むか?予告でも暴れているミシェル・ロドリゲス姐さんに、『名探偵ピカチュウ』『ジュラシック・ワールド』シリーズのジャスティス・スミス、そしてすっかりベテランで今回も絶対に悪役な名優ヒュー・グラント。ツェッペリン「胸いっぱいの愛を」予告から期待を裏切られなくて、これまた期待していた本作はやっぱり裏切らなかった!

勝手に関連作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『デッドプール2』『IT/それが見えたら終わり』『パディントン2』『里見八犬伝』『モータル・コンバット』

P.S. いつもIMAXで見たときポスターやクリアファイルなど入場者プレゼントを手で持って帰っていたので、今回は学習してカバンを持っていったら入場者プレゼントがそもそもなかった。最後、エンドロール入るなり日本版(客寄せパンダ?バーター?)ゴミ曲が流れてビックリした!ミスマッチすぎて日本の配給会社の正気を疑った。大体こういうところでこうやって起用されるのってやたらとアッパーな人多い気がするが。

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とぽとぽ

3.5軽くすべってるコントのノリなのに妙に出来が良い

2023年4月1日
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ポータルの使い方、見せ方にアイデアがあって面白かった
でも最初の鳥が一番面白かったような気がする

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denden

4.5面白かった!

2023年4月1日
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あんまり期待していなかったんだけど、変身する女の子は可愛いし悪役の魔女は美人だし、映像に不自然さが無くリアルな世界の様で楽しめました。

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亀

4.5ビックリするぐらい面白かった!

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』鑑賞。

*主演*
クリス・パイン

*感想*
盗賊、戦士、魔法使い、エルフのアウトローの仲間たちが冒険を繰り広げるファンタジー映画。

観る前はそこまで期待してなかったけど、前半から面白かったので、「お?これはなかなか面白いかも知れない」と確信。案の定、物語が進むにつれて、最後まで面白かったですね~。

盗賊、戦士、魔法使い、エルフ、一人一人が魅力的だし、キャラが際立ってましたし、それぞれの能力が発揮してるのが良かった。

悪役の領主がなかなかゲスい事をしてるので、許せなかったですねー。

ストーリーが面白いし、テンポも良くて、アクションシーンも非常に長かったのは気のせいか?魔法アクションやドラゴンも迫力がありましたし、笑いの要素がたくさんあって、面白かった。特に墓場のシーンは面白かったw 一体何なんだよ、あのやり取りwww

最後の見せ場も見事としか思えない。最高でした!

クリス・パインを久々に映画で観ましたが、相変わらずカッコ良かったな。スタートレック以来!

総じて、最初はナメてたけど、ビックリするぐらい面白かったです!

結構笑えた!w

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ひろっぴ

4.5ファンタジーアドベンチャーの大作

2023年4月1日
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楽しい

興奮

吹替版にて鑑賞
とにかく面白い作品でした。いい意味で予告編とは違うテイストの正統派の冒険活劇。セリフの表現が軽い感じなのでコミカルなイメージをもっていましたが、展開のテンポも良くストーリーもキチンと意味をもって繋がっていきます。登場人物のキャラやスキルも魅力的です。エンディングのオチと更なるオチが絶妙でした。
子供も大人も楽しめるスッキリ楽しい作品だと思います。予告編の作り方がイマイチなので断然本編の方が良い作品でした。
是非映画館で🎦

43

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タイガー力石

3.5娯楽作品ですね。

2023年4月1日
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ロールプレイングゲームの世界をそのまま映画化してて中々楽しかったです。

日頃映画は絶対に字幕版!って思ってるのですが、近くでは吹替版しか上映してなくて仕方なく吹替版を見たのですが、これが何気に良かったです。

映画のストーリー自体はどーって事なかったけど、それぞれのキャラクターも良いし、魔法なんかも良い感じでした。

見る前はお金を掛けたB級映画ぽいなって思ってたけど、中々どうして面白かったです。

春休みのこの時期、大人も子供も一緒に楽しめる、そんな映画です。

ドリック役のソフィア・リリスも可愛かったですよ!

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MACKY

2.5サクサク進んで見やすい

2023年4月1日
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2023年7作目

前知識なしでの鑑賞ですが、
全体の話はわかりやすく
サクサク進むので見やすい映画でした。

細かい設定などの説明はなかったので、
よくわからない部分もありましたが、
しっかり楽しめる作品でした。

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さと

4.0世界観

2023年4月1日
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46本目。
このゲームの事は、よく知らない。
でも全体的なRPGの世界観だったり、アクション多めで面白かった。
欲を言うなら、ラスボス感が、もう少し欲しかったかな。

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ひで

4.54人チーム

2023年4月1日
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ドラゴン強敵でした。
4人みんな頑張りました。
キーラかわいいですね。
ラストの戦い物凄かったです。
ラストのお願い、納得です。

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かん

4.5イメージとしてはポップなロードオブザリング

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

全く期待していなかったが、前評判が良く、キャストもCGもお金がかかってそうだったので鑑賞 想像をいい意味で裏切られとても満足のいく内容だった
これらのゲーム題材の映画はつまらないのが定石だっただけに、期待値ゼロ観る予定もなかったが大きく覆されることになる
ゲーム自体はやったことないが、ストレンジャーシングスでも扱っていたし、モンスターと冒険とあらば男なら少なからず好みだろう 例に漏れず私も大好きなので、ほんの軽い気持ちでストーリーがつまらなくても、バトルだけでも良ければいいと、それで映画代は捧げるつもりだった
テンポもいいし、主役二人の掛け合いと惜しみないCGとモンスターの登場にどんどん引き込まれた
まさかの黒幕と言ったストーリーもしっかり練ってあり、寄せ集めのパーティが成長する姿も素晴らしい 制作陣の絶対成功させる思いと作品への愛情が伝わった

予算の関係かラストバトルが少し物足りなかったし、まだ残された要素があるので満点は避けました
それとやっぱりアメリカの笑いは少々合わない部分もある
でも個人的にはシリアスすぎるロードオブザリングよりこっちが好きかも

若干の不満を除いても大変楽しめたので、続編が是非とも観たい

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bp

4.5愛される欠点を持った仲間たち

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

 これは面白い。自分の大好きな要素がいっぱい詰まっている。異世界、魔法、友情、アクション、そしてブラックな笑い。息つくひまもなく、次々と繰り出されるから134分もあっという間。
 おお、メイズランナー!って声が出そうなダンジョンには興奮したね。IMAX料金は完全に回収。

 ざっくり言ってしまえば、欠点だらけで、一度しくじった奴らが、悪徳領主と魔女をやっつけに行くってストーリー。なんだけど、エッジが効いているんだよね。

 その脱獄方法ある?

 パワフルなホルガに愛想を尽かしたダンナってあなた様ですか?

 デブったドラゴンにもほどがあるんですけど!

 出演作のことごとくで、天才子役を見せつけてくれるクロエ・コールマン。今回の主演シーンは少なめだけど、相変わらずの演技っぷり。

 ミシェル・ロドリゲスのパワフルアクションをたっぷり堪能できる上に、クリス・パインの間抜けヅラも楽しい。
 『IT/イット』のソフィア・リリス、『名探偵ピカチュウ』のジャスティス・スミスも個性たっぷりの演技を見せてくれる。

 大変満足の逸品でございます。シリーズ化して欲しい。

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bion

3.0うすっぺらクエスト。

2023年4月1日
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評判良いからどんなもんやと思ったけど

ストーリーはキチンとしてるようで
うすっぺら。

ギャグもなんかおもしろくない

オチも良い話にみえるけど
なんかただのご都合主義でそれまでの過程不要

んー。
ドリックがかわいい
それだけな映画でした。

子供みるならいいのかな?
そんな感じもしないな

んー。何が面白いのかよくわからない映画でした

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いけだ あさり.

4.0なかなか楽しい映画の絵本でした。

2023年4月1日
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鑑賞方法:映画館

①クリス・パインは良い役者になったね。
②それに比べかつてロマコメのキングだったヒュー・グラントは、色んな役をやってこそ役者だが、映画スターとしての最盛期を考えると寂しい。
③ソフィーナの存在感が凄い。やはりお伽噺やファンタジーのヴィランはこれくらい薄気味悪くて邪悪でないと。
④初めからお伽噺・童話だと思って観ているので違和感も殆んどない。
話も予定調和の域は出ていないが、色々な見せ場が次々と繰り出されるので最後まで飽きない。

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もーさん

4.0テンポが楽しい

2023年3月31日
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原作RPGは一切知らないけども楽しかった。

「それなりの能力はあっても、口から出まかせちゃらんぽらんな性格のせいで落ちこぼれた奴らが、出たとこ勝負のノープランで、世界を救っちゃう!」
あれ?
リブート版『スター・トレック』一作目や、『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』なんかと、あらすじが同じじゃね?
違うのは、娘って要素と、ダンジョンRPG世界ってくらいで。

と、ストーリーはそんなもんだったけど、アクションは楽しかったし、ヒュー・グラントのクソ悪党ぶりがよかったし、いろいろテンポのいい演出も面白かったから、全部オッケー。

意外と歌のシーンが心地よいので、音響のよい劇場が楽しめるかも。

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コージィ日本犬

2.5ダンジョンもドラゴンも足りない。

2023年3月31日
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良:アクションと魔法の表現良かった。
悪:最初の説明が長い
再鑑賞:無い

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カトカツ

4.5どういう見方をするかによってある程度評価は割れるかなぁ…。

2023年3月31日
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今年105本目(合計756本目/今月(2023年3月度)40本目)。

日本ではまだなじみが薄いですが(コロナ事情で「オンライン」の形では普及はした)、海外では普通に遊ばれている、いわゆるttrpgの、海外(特に、アメリカ・イギリス他)では「ほぼ定番」といえるこのルール体系をテーマにした映画です。

日本ではそもそもttrpgに関してあまりなじみがないし、諸般の事情(現在、日本では5.0版がメインですが、日本での翻訳権等の関係で2022年に一時期販売が打ち切られる等があった。現在は著作権をクリアにして再出発済み)でなかなか触れる機会もないし、いわゆるこの手の「ルールブック」は1冊7000円くらいしますので、そうそう簡単に始められる機会がないのは事実です。

 ※ ただし、日本では上記の事情はあるとしても、いわゆる「無料体験版」として、一定程度のルールに限定して遊べるようにいわゆる「体験版ルールブック」として公式から公開されていますので、それで「お試しプレー」自体はできます。

 映画として見たとき、本映画はこのような特異な事情があるため(日本で、ttrpgが扱われる映画は年に1~3本程度で、本映画のように真正面から扱った映画は本当に久しぶり)、どう解釈するかはかなり個人差がわかれます。このような事情があるため、字幕版(私は字幕版で見ました)や吹き替え版にせよ、「ゲーム上のルールに関する知識」はほぼ求められないものの(一部知っていれば有利、に過ぎない)、固有名詞はどんどん出てくるし、パンフレットがない、というのはかなりの痛手ではなかろうか、と思えます(一応、日本公式サイトのホームページがかなり親切です)。

 結局のところ、海外(特にアメリカイギリス等)ではとても有名なルールをもとにした映画で、日本公開にあたっては「ゲームとしてのルールの理解」はほぼほぼ前提にされていないため、気軽に楽しめる映画にはなっていますが、一線を越えて「この部分はルール上の解釈は何か」等を気にしても回答はない上(パンフレット等もない)、まぁ正直「映画としてストーリー自体を楽しむ」以上のことは「日本国内においては」無理ではないか、と思えます(上述通り、ルールブックが1冊7000円程度し、それを3~4冊買わないと遊べないシステムなので、かなりの初期投資が必要という事情から、専門のゲームサークルすら存在します)。

 「ゲームルールに関することをどうこう言わないのであれば」あまり気にするところはないですが、明確に気になる点(説明不足)もあり、どういう評価をするのか評価が難しいです。ただ、3月5週(4月1週)の作品の中では本命対抗の筋には入ってくると思います。

 評価は下記を参考にして、4.7を4.5まで切り下げています。

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 (減点0.3/「死者との会話」に関して)

 ・ 映画内では明確な説明がなく、また描写も紛らわしいのですが、ここで使われている呪文(スピーク・ウィズ・デッド(原文 speak with dead))は、「死者の蘇生呪文」ではありません。死体に対して使用し「10分が経過するか、5つまでの簡単な質問ができる」だけです(このどちらかが満たされると、強制的に呪文の効果は切れます。蘇生呪文では「ない」ので注意が必要です)。

 ※ 蘇生呪文はいくつかの種類(死亡してからの時間の短いことを条件にする即時蘇生、条件等(損壊等)を一切問わないが、レベルの高い完全蘇生等)がありますが、映画内で扱われている範囲では、蘇生呪文を使用することはできません。

 また、このことは、現行、日本で一般的に流通しているルールブック(5.0版)ではそうであるということであり、日本でこのシステムが熱狂的に遊ばれていた3.5版(や、そこから派生した「パスファインダーRPG」)においては、若干解釈のことなる部分があります。
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yukispica